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フリーランスエンジニアの出費と節税を知ろう!

フリーランスエンジニアの出費と節税対策

こんにちは、るーしーです。

フリーランスとして、IT界隈でコンサルティングをしていたり、会社員として仕事をしたり、自分の会社を作ったりと多用な経験があります。私がIT界隈で働いた経験を元に、皆様にお役に立てる情報をお届けできればと考えています。

さて、第七回目の記事は、「フリーランスエンジニアの出費と節税を知ろう!」です。
フリーランスエンジニアの皆さんは家計簿はつけていますか?ほとんどの人が家計簿をつけていないのではないでしょうか。なんとなくふんわりと自分の支出のイメージをもっているかもしれませんが、正確に把握している人はどれくらいいるでしょうか。また、いつも使っている費用を経費にできるかどうかの知識が少ない人も多くいるのではないでしょうか。

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フリーランスの場合は、正社員と違って給料からの天引きなどがないため、全て自分で支払いを行わないといけません。
1ヶ月の支出総額や内訳を把握しつつ節税をして、きちん利益を積みましていきたいですね!

そこで今回は、「フリーランスエンジニアの出費と節税を知ろう!」をテーマにしました!

固定費

家賃

コワーキングスペースなどを借りている場合、家賃がかかってきます。ただし、家賃は費用計上できますので、税金対策にもなりますので、まだ借りていない人で、利益が大きく出ている人は、一考しても良いかもしれません。

水道光熱費

SOHOオフィスやシェアオフィスなどを借りている場合、水道光熱費がかかります。なお、コワーキングスペースはほとんどの場合、無料です。SOHOオフィスやシェアオフィスなどの水道光熱費は費用計上できます。

通信費

携帯電話の利用料とインターネットの利用料がありますね。これらは両方共仕事で利用するものですので、費用計上して節税に役立てましょう!

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変動費

食費

お仕事が出先の場合、取引先企業とのランチの費用や、場合によってはランチMTG、カフェの利用料金など、様々な形で食費がかかってくると思います。お仕事で利用した食費はすべて会議費として計上できるので、領収書を忘れずにとっておきましょう。私もフリーランスの頃には多い月で10万円くらいの会議費を計上していました。当然所得が10万円減る扱いになるので、節税には絶大な効果が得られます。
参考までに会議費として計上できる内容としては、飲食代、弁当代、茶菓子代に加えて、会場使用料、資料の印刷費などもあります。

交際費

付き合いで飲み会に参加することやお仕事をとるためやネットワークを拡大させるために交流会に参加したりすることがあると思います。そういったものは交際費として計上しましょう。

交通費

フリーランスは、移動も多いケースがあります。すべて費用計上できます。

パソコン、消耗品費

パソコンは、フリーランスには必需品ですね。勿論経費になります。ここで注意が必要なのが10万円以上かどうかということ。基本的に10万円以内のパソコンや各種消耗品は経費にするとができます。ipadとかスマホとかイヤホンとかUSBメモリとか片っ端から経費にしてしまいましょう。10万円以上については、白色申告であれば20万円以内、青色申告であれば30万円以内なら一括償却資産として、事業年度内に計上することができます。

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税金

源泉所得税

2018年9月現在、10.21%を源泉所得税として企業から天引きされて支払われます。このため出費の認識が薄いかもしれませんが。

所得税

所得税とは1月1日~12月31日までの1年間の間に受け取った年間所得に対して課される税金です。税率は5%~45%であり、年間所得が多くなれば多くなるほど税率が上がる仕組みになっています。所得税の支払いは、確定申告によって納税額が決定された後に行います。行政が計算する住民税と違い、所得税は自分で計算して申告しなければいけないので注意が必要です。

消費税

フリーランスが消費税の納税義務を負うのは、次のいずれか1つに該当した場合です。なお、消費税は1〜12月の分を翌年の3月31日までにまとめて支払う必要があります。

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年金・保険

国民年金

国民全員が払うことを義務付けられています。会社員の場合は、毎月給料から天引きされるのが普通なので、毎月の支出として意識していない方が多いですが、フリーランスは自分で支払わなければなりません。納付書が届くので確認して支払いをしましょう。

健康保険

こちらは義務ではないですが、いつどんなことが起きるのかかわからないので入っておくことがベストです。
こちらも会社員の場合、給料からの天引きという形が普通ですので、
フリーランスの場合は、支出としてきちんと把握しておきましょう。

生命保険

生命保険はフリーランスだからといって特別に損金計上できるものはありません。普通のサラリーマンと同じだけの控除があります。
ちなみに法人の場合は大きく異なります。保険契約者(保険料を支払う人)が法人、受取人が法人もしくは役員等の遺族であり、掛け捨て(定期保険)のものは原則全額を経費として計上できます。ただし、役員のみを被保険者とする場合には報酬扱いとなるため所得税が課されるので注意が必要です。

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ざーっと、上に書いたもので網羅しているような気がします。もし漏れているものがあったら是非教えてくださいw
自分の出費は何があるのか、その中に無駄なものはないのか、また、費用に計上することができるのかを考えて、フリーランス業を営んでいただければと思います!

 

 

るーしー
profile:大学卒業後、ベンチャーキャピタルで投資を4年、IT企業でソーシャルゲーム開発を4年、人材会社で新規事業開発を1年行なった後、フリーランスとして独立、起業。その後、様々な企業のコンサルティングやゲーム開発を行なっている。美味しいご飯を求めて日夜様々なお店の開拓を行なっている。

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