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プロのPHPエンジニアに必要なスキル

エンジニアとして働いていて、思ったことがあります。それは、「一言でエンジニアといっても、そのレベルは千差万別」ということです。

エンジニアのレベルは千差万別

プログラミングを深く勉強をしているエンジニアと、浅い勉強しかしていないエンジニアの差が大きいです。日本は、世界的に見て「エンジニア不足」と言われていますから、プログラミングの勉強のロジックが出来上がっていないのが原因と思われます。

だから、2018年の現在、エンジニアとして活躍している人は、自ら行動を起こして、プログラミングを学んでいる人ばかりです。だから、これからプログラミングを始めようと思っている人は、「初心者を脱するために必要なスキル」を知っておくべきですね。特に、今回は、PHPに焦点を絞ってみました。PHPは、プログラミングの最初の一歩なので、初心者はまずPHPを極めておきましょう。

PHPにおける脱初心者のスキルとは?

PHPの初心者を脱するために必要なスキルは、次のようなものです。

画像のアップロードができる

PHPプログラマーとして仕事をする場合、Webシステムの開発がメインになります。Web開発は、写真や画像を添えて、魅力的なレイアウトに仕上げなければなりません。だから、画像のアップロードスキルは必要不可欠です。でも、画像のアップロードは手間がかかるプログラムなので、後回しにしている初心者が目立ちます。

オブジェクトへの理解がある

初心者でもできるシンプルな作業の場合、オブジェクトの理解は必ずしも必要ではありません。しかし、一歩進んだ作業をするためには、必要不可欠です。プログラミングは応用力が求められる仕事なので、オブジェクトの理解があれば、そつなくこなせます。また、後述するのですが、試験に出てくる問題でもあるので、プロフェッショナルを目指すのであれば、いずれ必ず必要なスキルです。

似ているプログラミング言語の判断ができる

プログラミングは、書き込む言語が違っても、似たような動きをする言語があります。だけど、厳密には同じ動作ではないんです。この違いを明確に理解しておかないと、何度もトライアンドエラーを繰り返すことになります。このあたりを理解しておけば、先輩エンジニアから「わかってるじゃん」と一目置いてもらえますよ。

技術者試験の合格も重要

スキルのあるPHPエンジニアは、高い確率で、技術者試験を受けています。つまり、資格の取得です。フリーランスで働いているエンジニアは、資格に縛られる必要はないかもしれませんが、エンジニアとして就職や転職する場合は、有利になるのは言うまでもありません。

オーソドックスなのは「PHP技術者試験」

中でもオーソドックスなのは、「PHP技術者試験」です。この近くは、「ITスキル標準」に定められています。だから、この資格を取得しておけば、就職する際の面接官への信頼感はぐっと高くなります。ちなみに、この試験は3種類あります。それは、「PHP5技術者認定初級試験」、「PHP5技術者認定上級・準上級試験」、「PHP5技術者認定ウィザード」です。それぞれの内容を、紐解いていきましょう。

1、【PHP5技術者認定初級試験】
PHPの技術者認定の中で、一番難易度が低い試験です。その合格率は、8割近くとなっているので、まさに初心者向け。しかし、楽に合格できるわけではありません。PHPの基本をしっかり理解していないと合格できませんので、プログラミング初心者は、何回もつまずく人も多いです。

2、【PHP5技術者認定上級・準上級試験】
先ほどの試験より、一歩進んだ知識が要求されますので、難易度が上がります。したがって、一筋縄ではいきません。でも、合格すれば、PHP技術の高さをアピールできるため、チャレンジしている人は多いです。70%の正解率で「上級」認定されます。50%以上70%未満の正解率の場合は、「準上級」が認定される仕組みです。

3、【PHP5技術者認定ウィザード】
先ほど紹介した認定試験の「上級」に合格すると、チャレンジできる試験です。特徴的なのは、「論文試験を導入」していること。だから、PHPを熟知しているエンジニアじゃないと、納得させる論文はかけません。したがって、数える人しか合格できない超難関です!ただし、合格したら、PHPエンジニアのプロフェッショナルを堂々と名乗っても恥ずかしくありません。この資格を取得しておけば、PHPのプログラム一本で食べていくことも、不可能ではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、PHPエンジニアにおける、初心者とベテランのスキルの違いをまとめてみました。このようなスキルを身につけるのは、何年もかかることなので、本気で極めたいのであれば根気強さが必要です。独学での勉強は不可能ではありませんが、スピードアップには限界があるので、スクールに通ったり、資格を持っている先輩に教えてもらいましょう。

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