すでにフリーエンジニアとして活躍している人、これから独立を考えている人の多くは、会社員として働くよりも「自由な時間」があって「高収入」を得られるエンジニアを目指していることでしょう。
フリーランスのエンジニアが報酬を増やすためには大きく2つの手段が考えられます。
それは、
・案件の単価を上げる
もしくは、
・受注件数を増やす
ということ。
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もちろん、安い単価の案件ばかりこなしていては忙しくなるばかりで、サラリーマン時代よりもさらに時間が制限されてしまいますし、高単価の案件が受けられたとしても、継続して仕事がなければ安定した生活は望めません。
今回は、いかにして「案件単価=自身の価値を上げるか」「定期的に仕事を得るか」についてまとめていき、フリーエンジニアが高収入を目指すための方法をご紹介していきたいと思います。
どれくらい儲かってるの?フリーエンジニアの平均収入
厚生労働省の調べによると、平成27年度のシステムエンジニアの平均年収は、会社員で約592万円、平均年齢は38歳となっています。
この「システムエンジニア」という括りにもあいまいな部分はありますが、案件相場などから考えると、プログラマの年収はこの金額より低めの450~500万円程度と予想できます。
対して、フリーエンジニアの年収ですが、一般的に出されている求人の案件相場などから考えると、1案件ごとの単価は約60~90万円程度のものが多く、そこから税金関連や、SESに依頼をした際の仲介手数料を差し引くと考えると、大体600~1000万円程度には収まるでしょう。
ただ、これは一定以上の経験と技術力があるエンジニアで、なおかつ継続して案件を見つけられた場合の金額になっており、実際のところ、フリーエンジニアの平均年収などの情報を正確に調査している文献は非常に少ないです。
ひとくちに「フリーランスエンジニア」と言ってもスキルや経験などは個々でかなりの差が出てきており、大手クラウドソーシングサイト「Lancers」が発表した調査結果によると、年収「300万円以下」と回答したユーザーが全体の6割を占めているという結果も出ています。
ここから分かることとして、
・会社員よりもフリーランスの方が収入が多い(傾向がある)
・クラウドソーシングなどの場合単価が低いため、年収が上がりづらい
上記が挙げられます。
では、クラウドソーシングなどを利用せず、高単価の案件を安定して見つけていくために、フリーエンジニアはどのような技術を身につけ、どのように活動していけばいいのでしょうか?
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スキルと経験を蓄積する
まず、言うまでもなくエンジニアの業界では、スキル・経験が評価の大部分を占めています。
直接クライアントと契約をする場合もエージェントに委託して仕事を探す場合も、やはり重要なポイントは
「どのようなスキル(言語など)を持っているのか」
「どんなプロジェクトに関わってきたのか」
という部分です。
コミュニケーション能力や営業力が大切になると書かれている記事も多く目にしますが、これらはあくまで、クライアントとの関係値がすでに一定以上ある場合、もしくは業務がスタートしてからの評価に関わってくる要素です。
地道に新規の営業活動を毎日行っていく場合はこれらも大事ですが、それではフリーランスになった意味はなくなってしまうでしょう。
そして現在多くの企業において求められているスキルは主に、
・ひとつのスキルに捉われない柔軟性
そして
・スピード
です。
もちろん官公庁向けのサービスなど、失敗を許されない場合にはスピードよりも安定性が重視されることもありますが、現在、インターネット上の案件紹介サイトなどでも多いのが、スマホアプリ開発のエンジニアや、現行システムの改善(処理速度向上)などの業務です。
特にWebエンジニアに関してはスピード感が求められる現場が多く、また、アプリ開発では小規模の会社がその大部分を占めています。
そう考えると、コードが読める・書ける、というだけではなく、1~3人などの少人数をうまくまとめ、一緒に働いていく上で円滑にプロジェクトを進められるかどうかという部分も大事になってくるのです。
そしてそういった時には、コミュニケーション能力に頼り面接でたくさんの話をするよりも、「〇〇というサービスの開発ではプロジェクトリーダーを任されていました」のように、経験として過去の実績を伝えてしまう方が何倍も説得力があります。
経験というものは案件をこなさないとついてきません。
多くの案件に関わっていくうえで単価を上げていく、ということもひとつの方法と言えるでしょう。
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SESなどのエージェントに依頼する
とは言え、これからフリーランスとして活躍していきたい人や、経験やツテは少ないけどなんとか単価アップを狙いたい、という人も多いでしょう。
エンジニアとしての経歴がほぼない状態の場合、上記のような経験やスキルをすぐに手に入れることは難しいでしょう。
実際にそのような人のなかにも、フリーになって会社員時代よりも年収が何倍も上がった人はたくさんいます。
そのほとんどが、SESとよばれるエンジニア向けの案件紹介サービスに登録しています。
SESでは、エンジニアごとにエージェントとよばれる担当がつき、多くの企業(クライアント側)が出している求人案件のなかから、本人の能力や知識に見合った案件が紹介される、という仕組みになっています。
クラウドソーシングなどと違い、SESなどの案件相場は平均して月報酬が60~90万円程度となっており、エンジニアとしての歴が短い人だったとしても、月40万円程度の案件は見つける事が可能です。
そのため、安すぎる単価で忙しく仕事をする必要も案件を探して営業をする手間もそこまでかけずに、安定した報酬を得やすくなるのです。
しかし、このSESなどの案件紹介でよくネックとして挙げられるのが
「中間マージン」
「仲介手数料」
といった、エンジニアの報酬からエージェント側に支払われる費用です。
案件やエージェントの属する企業にもよって割合は変わりますが、平均して案件単価の20%前後が差し引かれることになります。
そのため、例えば月単価60万円の仕事を受けたとしても、そのうちの12万円は差し引かれる形となり、実際に支給される金額は48万円ほどになってしまうのです。
そして、個人事業主として働いている以上、税金などはそこからさらに支払わなければなりません。税金関係が差し引かれているかどうかも案件や依頼元の企業によって変わってくるので、確定申告などの際には注意が必要です。
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フリーエンジニアが高収入を狙うには?年収アップの秘訣
ここまでの内容で、
・クラウドソーシングなどは案件を見つけやすい代わりに単価が低い
・SESでは安定した報酬を得られるが、手数料が大きい
フリーエンジニアとして収入アップをねらうためには、上記の問題を解決する必要があるとわかります。
SEROKUでは、これらの問題を解決するため、案件単価の相場はSES・大手案件紹介サイト変わらずに、エンジニアからの手数料は一切頂かない形での案件紹介サービスを実現しました。
ユーザーであるエンジニアは、プロフィールを作成して頂き、そこからクライアントとなる企業側が、オークション形式で直接エンジニアを選ぶ形式を採用しています。
これによって、エージェントなどにかかる手数料を一切省き、さらに、オークション形式となるため、プロフィールの内容や過去の実績によってニーズが高ければ、その時点でもっとも高い報酬で、案件を受けることが可能です。
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