フリーランスエンジニアとして働くにあたって、自分で仕事を獲得している人もいますが、中にはエージェントを利用している人もいます。
そこでこの記事ではフリーランスがエージェントを利用するメリット・デメリットを細かく解説いたします。
目次
フリーランスがエージェントを利用する3つのメリット
フリーランスエンジニア用のエージェントはメリットが大きいですが、人によっては必要ないと感じることもあります。それではまずエージェントを利用するメリットから見ていきましょう。
①自分で仕事を獲得する必要が無い
フリーランスの仕事をするにあたって最も大変と言われているのが案件の獲得です。既にコネクションがあるなら問題ありませんが、一般企業の社員からフリーランスに転職した場合、企業とのコネクションが無い人の方が多いでしょう。
それに、フリーランスとしての経験が未熟だと案件の単価がわからず、適正価格を提示できないために自分の実力を安く買われてしまうことも少なくありません。営業力と交渉力が無いというのは個人事業主として致命的と言えます。
そこでエージェントに案件の獲得や参画までの日程の調整を任せれば自分は仕事やスキルを習得するための情報収集に専念することができます。
コミュニケーションが苦手という人でもエージェントに任せればクライアント探しをする必要が無く、ストレスなく継続して仕事に取り組めます。
②福利厚生が用意されていることがある
フリーランスとして働く際の難点として、一般企業と違って福利厚生が無いことが挙げられます。
やはりホテルや娯楽施設をお得に利用することができたり、学習サービスを紹介してもらえたりするので、福利厚生があった方が毎日の生活をお得に楽しく過ごすことができるでしょう。
そこでフリーランス向けのエージェントの一部には、福利厚生が用意されているところが存在します。企業で働いている人並みの福利厚生を受けられるのは、とても大きなメリットと言えるでしょう。
またエージェントによっては福利厚生の一環として給与保証制度が存在しているところもあります。
フリーランスとして働いていると、次の案件に参画するまでに空きができてしまうことがあるでしょう。そこで給与保証制度があれば、自分の実力を考慮し、本来働いていれば発生したであろう給料を受け取ることができます。
このようにエージェントを利用していればフリーランスとして働く際に心配になりやすい金銭面でも安定して働けます。
③キャリアに関して相談できる
フリーランスとして働いていて、相談できる同じ業界の人がいれば良いですが、なかなかそのような知り合いを作るのは難しいです。そこでエージェントに登録していれば、エージェントからキャリアに関する相談などのサポートを受けることができます。
フリーランスは実力主義なので、トレンドをしっかり押さえ、需要に応じたスキルを身に着けなければいけません。
そこでエージェントに相談することができれば、今需要の高いスキルなどに関して教えてもらうことができます。
フリーランスの人のキャリアコースの例なども教えてもらえるので、一人でフリーランスとして働く場合よりも自分の将来設計をイメージしやすいでしょう。
それ以外にも税金関連の手続きなどフリーランスとして働くうえで必要な事務関連に関して相談することができる点も便利です。
フリーランスがエージェントを利用する3つのデメリット
フリーランスを利用するデメリットもしっかり理解しておく必要があります。デメリットも確認したうえで、実際にエージェントを利用するかどうかを決めてください。
①サービスの利用手数料(マージン)が取られる
2019年現在。フリーランスとして独立して活動する人の多くはエージェントの取り分に不満がある人が多いです。
フリーランスなら会社が間に入らず、クライアントと直接雇用契約を結ぶのでマージンが発生せず、その分自分の取り分も大きくなります。
しかし、エージェントを利用した場合はその分のマージンが発生してしまうのでフリーランスとして独立した意味が無くなってしまうでしょう。
フリーランス向けのエージェントのマージンは大体10%~25%程度が相場と言われています。確かにその分福利厚生などのサービスが受けられますが、その分受け取ることができる報酬は減ってしまうので注意する必要があります。
②エージェントの質の幅が大きすぎる
フリーランス向けエージェントの場合、案件を紹介してくれるエージェントが経験豊富な人とは限りません。
場合によっては新人が担当者になってしまうこともあります。やはりベテランと新人とでは提案力に大きな差が生じ、良い仕事に巡り会えないかもしれません。
特に実力がある人や経験豊富な人の場合、自分のスキルに見合っていなかったり、自分の希望よりもエージェントのノルマを重視していたりする仕事を紹介されてしまう可能性があります。
それに、1つのエージェントに在籍している人数も限られており、担当者を変えたいけれども変えてもらえないというケースもあります。
③自分がやりたい案件を紹介してもらえない
エージェントで取り扱っている案件はSIerのような受託開発案件が圧倒的に多いです。
フリーランスと言われると、カフェでノートパソコンを開いて仕事をするなどの自由な働き方をイメージする人も多いでしょうが、基本的には決まった時間に出社し、会社員のように常駐して仕事をするものと思っておくべきでしょう。
SIer案件はJavaの案件が多い傾向があります。
Web系開発を行っている企業は小規模な企業が圧倒的に多く、会社員で人員が足りている企業が大半であるため、それ以外の言語の案件は限られています。
したがって、特にJava以外の言語を得意とするitエンジニアの人は、紹介してもらうことができる案件が少ないことを覚悟しておくべきでしょう。
それに、エージェントだと自分の現状の技術レベルに合った案件を紹介されることとなるので、スキルアップのために少し技術レベルの高い案件に挑戦することは難しいです。
まだ応募して落選するなら納得できるものの、応募すらできないというのは嫌ですよね。
したがって、少し自分のスキルよりも求められるレベルが高い案件に挑戦したいならエージェントを経由しない方が挑戦しやすいです。
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