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アプリ開発で稼いでも大丈夫?副業禁止かどうかをチェック!

アプリ開発個人副業①

 

エンジニアとして会社で働いているけれど、スキルアップや収入を増やすためにアプリ開発を副業にしたい。そんな方も多いかと思います。

ですが副業を始めるとなると、本業に影響はないか、そもそもやってもいいのかどうか、など様々な疑問が出てきますよね。

 

アプリ開発を副業で始める際に、必ず確認しなくてはならないことがあります。何に気をつければアプリ開発の副業を始められるのかを確認してみましょう。

副業を禁じる就業規則の有無を確かめるのが第一です

エンジニアとしてのスキルアップのためであったり、収入を増やしたい目的であったり、どのような理由であっても副業を始める前には、現在働いている会社の就業規則を確認しなくてはなりません。

就業規則とはその会社で働く上でのルールであり、その会社で働く以上は、立場がどのようなものであったとしても同じルールを守る必要があります。

雇用契約は会社員個人個人と結ばれるものですが、就業規則は会社と会社員全員の間にある共通のルールとなります。

言わば、その会社における法律のようなものですね。

法律を破れば罰せられるのと同じように、就業規則を破ると罰則を科せられる場合があります。

厳重注意や減給など、どのような罰則となるかは会社によって異なりますが、就業規則で禁じられている副業をしていることが発覚したことで退職を余儀なくされるなどの場合も有りえます。

そうなっては副業どころではなくなってしまうので、必ずご自身の働く会社が副業を禁じていないかどうか、就業規則をよく読み直してみましょう。

就業規則は労働基準法によって、その会社で働く人が誰でも閲覧できるようにしておくことが義務付けられています。

具体的には、「見やすい場所に掲示するまたは備え付ける」「それを周知する」ことが定められています。

とは言っても、現実はどこかの机や棚の引き出しに眠っている、などということも。見当たらないけれど就業規則が見たい場合は、総務部の方や書類の管理をしている方に尋ねてみましょう。

それでも無い場合、あなたの働いている会社は従業員数が十名以下ではないでしょうか。

雇用している人数が十名以下の場合は、就業規則の設置が義務付けられていないため、就業規則自体が存在しない可能性もあります。

規則が無い場合、違反することもできません。この場合は就業規則に違反する心配は、しなくても大丈夫です。

就業規則について:https://www.office-shidooka.com/article/13978693.html

 

規則で禁じられていなくても、副業をすることを歓迎されない場合もあります。

就業規則を確認し、副業禁止が書いてなかった。または、就業規則がなかった。この場合は、規則に違反することは心配しなくても大丈夫です。

アプリ開発の副業を始められる土台があるということになりますが、もう一つ注意をしなくてはならないことがあります。

それは、同じ会社で働く人にあなたの副業が歓迎されない可能性があるということです。

人間が働ける時間は有限であり、また、体力も有限です。

あなたが副業をするということは、それだけのリソースを本業の会社以外にも割くということになります。

あなたの能力をフルに使いたいと会社が考えていたとしたら、副業を始めるということは歓迎されないかもしれません。

この場合は、副業をしても本業には影響しないということをアピールすることが有効です。

例えば、会社で行なっているのとは別のアプリ開発を副業にすることで、新たな技術を獲得することも可能です。

個人でアプリ開発を副業にしようと考えているのであれば、会社では予算が下りなかったり、ジャンルが異なるなどの理由でできなかったアプリの開発も可能になります。

「副業」であると説明するより、「勉強」であるとアピールすることで、「副業をするけれど、得たものを会社に還元する」という体面が保てます。

実際には副業で得たスキルを会社で活かすかどうかはあなた次第となりますが、本業の会社に迷惑をかけないということは必ず意識しておく必要があります。

例えば、副業で徹夜となり、本業の業務に支障をきたしたり、休んでしまったりすると、当然周囲の目は厳しくなります。

アプリ開発のみならず、副業をするということは二つ、もしくはそれ以上の仕事をこなすことになりますから、時間の管理、及び体調の管理にはより気を配りましょう。

 

技術、機密の取り扱いには細心の注意を払いましょう

会社の規則にも違反しない、周囲の理解も得られた。そのような状態であれば、あなたがエンジニアとしてアプリ開発の副業を行うことに、特に障害はありません。

では実際に始めてみたとして、当然エンジニアですから、これまでの技術を利用して副業のアプリ開発を行うことになります。

その際に気をつけて頂きたいのが、技術と、特に機密の取り扱いについてです。

技術はあなたのものですから、これまで本業で培ってきたエンジニアとしてのスキルを活かして、やってみたかったアプリの開発や、収入になりそうなアプリをどんどん開発してみましょう。そこに問題は全く有りません。

ですが、エンジニアとして本業の会社で働いて得た、「機密」に関しては、取り扱いに細心の注意が必要です。

本業の会社で知り得た機密はあなたのものではなく会社のものとなり、また会社の利益に直結するものでもあります。

エンジニアという職業の特性上様々な機密を知り得る機会も多いかと思いますが、くれぐれも副業で機密を漏洩することが無いように気をつけてください。

機密漏洩に関しては就業規則の他にも、会社へ損失を与えた場合は法律にも違反する可能性や、刑事責任を問われる可能性もあります。

具体的には「背任罪」や「窃盗」、「業務上横領」に該当する可能性があります。

エンジニアの仕事やアプリ開発は特に情報を多く取り扱う仕事です。

アプリがどのような情報を収集しているか、また、その収集した情報。それをどのような機関に提供しているか、利用しているか。

エンジニアが知り得る機密は多岐に渡ります。

「技術」と「機密」の区別は時に難しい問題かもしれませんが、その会社のみが知り得る情報などを副業のアプリ開発で利用してしまわないように、気をつけましょう。

雇用契約を結ぶ際などに機密保持に関してはサインをしている可能性が高いですが、仮にそのようなことを聞かれた場合は、しっかりと「機密の漏洩には細心の注意を払います」と説明できると、より安心してもらえます。

周囲の理解を得てアプリの開発を副業として行えるように、このような点に注意してみてください。

本業の会社での業務とは異なるアプリ開発は、エンジニアのスキルアップにはプラスになる要素も多いです。

エンジニアとしての成長のため、または収入を増やすため、しっかりと準備をして、副業を始めましょう。

 

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