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PHPエンジニアが海外で働くメリットとデメリット

PHPは、日本だけではなく世界中で需要のあるプログラミング言語です。したがって、海外での活躍も夢ではありません。そこで今回は、海外で働くことのメリットとデメリットをまとめてみました。


PHPエンジニアが海外で働くことのメリットとは?

私の周りにいるPHPエンジニアは、海外で働く決意をした人もいました。海外で働くようになると、次のようなメリットが得られるようです。

メリット1、給料が高い

PHPエンジニアに関わらずですが、エンジニア全体の給料は、日本よりも高いようです。もちろん、エンジニアのスキルや受け持つ仕事の大きさに左右されますが、これは魅力的ですね。人並みのエンジニアで、1.2倍ほどアップするようで、スキルがあるエンジニアなら2倍アップも夢ではないとか。

ただし、現地によっては、日本より物価が高いため、せっかくの高収入も、生活費で持っていかれることもあるようですから、無駄遣いは気をつけましょう。

メリット2、優秀な人材と切磋琢磨できる

「自国以外の国で活躍したい」と考えるPHPエンジニアは、日本以外にもいます。そのため、海外には、世界から優秀なエンジニアが集まるんです。そんな環境の中で仕事をすれば、切磋琢磨できるため、更なるスキルアップが望めます。日本は、世界から見てエンジニア不足と言われているため、周りのエンジニアに焦りを抱くことは少ないのです。

メリット3、日本の仕事を海外視線で見れる

日本のエンジニア事情と海外のエンジニア事情は、大きく異なります。プログラミングの作業自体は同じなのですが、契約や仕事に関する考え方が違うんです。海外は、きっちり「契約」で働くスタイルなので、残業は少ないのですが、日本はそこがなあなあになっているので、サービス残業も多いです。

このような文化の違いに触れると、「日本での今までの働き方は何だったんだろう?」と目が覚めた気持ちになるエンジニアも多いとか。しかし、これは「日本の働き方がダメ」という話ではなく、あくまでも文化の違いです。したがって、「PHPエンジニアは日本で働くな!」というわけではないので、あしからず。

PHPエンジニアが海外で働くことのデメリットとは?

海外での就業は、デメリットも存在しています。海外に行く前に、次のようなデメリットを理解しておけば、失敗が少なくなるはずです。

デメリット1、日本に帰ってきた時、海外経験が邪魔になる?

前述した通り、日本の働き方と海外の働き方は違います。だから、海外の働き方に慣れてしまうと、日本の働き方が億劫に感じるエンジニアもいるんです。また、転職する時に、面接官に良い印象を持たれない場合もあります

なぜなら、「また海外に行きたくなるのでは?」と思われてしまうからです。企業は、「なるべく長く働いてもらいたい」と思っていますね。ただ、海外経験のあるエンジニアを評価してくれる会社もありますから、そういう会社の門を叩けばいい話です。

デメリット2、治安や保険の心配

気持ちよく仕事をするためには、充実した生活が必要です。そこで心配なのが「治安」です。日本人は、盗難にあったり、犯罪に巻き込まれたりするので気をつけたいところ。

また、保険制度の有無も気をつけましょう。日本は、国民健康保険の制度があるので、怪我や病気をしても、多額の治療費を請求されることはありませんが、海外は保険制度が設けられていない国もあるので、「救急車に乗ったら、後で数十万円の請求をされた」というのは、よくある話なんです。

せっかく高収入の仕事に就いたとしても、ここでお金を持っていかれるようでは、頑張った甲斐がありませんから、海外生活する前に、保険に入っておくことをお勧めします。

海外にチャレンジする前に身につけておきたい概要

あらゆるエンジニアスキル

PHPのスキルだけではなく、JavaのスキルやRubyのスキル、その他のプログラミング言語のスキルは必須です。それにプラスして、オブジェクト指向のこと、アルゴリズム、etcのスキルも欲しいところ。このようなエンジニアスキルがないと、書類選考さえ通りません。ですから、キャリアの浅いエンジニアが、いきなり海外にチャレンジしようとしても、難しいと思います。

語学力

海外で働く以上、語学力は必須です。日常会話レベルの語学力ではなく、ビジネスの話題をこなせる語学力が求められます。語学力は、現地の生活で磨かれる側面もありますが、履歴書の作成や面接のインタビューをスラスラこなさなければならないため、日本にいる間にある程度身につけておきたいところです。したがって、海外を視野に入れているPHPエンジニアは、TOEICのスキルを磨いておくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?海外での就業は、このようなメリットとデメリットがあるんです。海外で働きたいと思っているPHPエンジニアは、これらの概要を理解した上で、チャレンジを検討してみましょう。

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