PHPエンジニアとして、「客先常駐」に憧れている人たちも多いことでしょう。そんな人たちが、最初に苦戦する事ってなんだかわかりますか?それは、「経歴書の書き方」です。客先常駐として働く以上、面談は避けて通れないので、経歴書は必要不可欠になります。
だけど、「ソースコードを書くのは得意だけど、文章を書くのは不得意なんだよなぁ」というエンジニアは結構いるのです。そこで今回は、経歴書作成のコツに迫ってみました。
目次
在宅より客先常駐の方が稼げる
フリーランスエンジニアを目指している人達の多くは、会社の縛りにとらわれない「在宅」に憧れを持っていますよね?もちろん、在宅で稼ぐことは可能です。頑張り次第で、会社員時代より稼ぐこともできるでしょう。しかし、「会社員時代の年収より、大幅に稼げるか?」と言ったら、そうとも限りません。そこでおすすめしたいのが、「客先常駐」という働き方です。
一本の単価が20万円ほど高くなる
客先常駐の1単価は、在宅の仕事より20万円~30万円ほど割高になることは珍しくありません。客先常駐は、一度経験するとやめられない旨味があるのです。
面接官に好印象を抱かせる経歴書のポイント
ここからは、経歴書を書くコツを紹介していきます。一部ではありますが、これから経歴書を書くエンジニアは、参考にしてみてください
勤勉であることをアピール
IT業界のトレンドは、凄まじいスピードで移り変わっています。したがって、「エンジニアは一生勉強しなければならない」と言っても、過言ではないのです。そのため、勤勉であることをアピールしましょう。例えば、「勉強会に参加しています」とか、「PHPに加えて、○○の言語も取得中です」、「勉強も兼ねて、プライベートで○○を作っています」などです。
PHP以外のプログラミングスキルもアピール
PHPエンジニアとして働く以上、PHPのスキルをアピールするのは大前提です。しかし、PHP以外のスキルがあれば、もっと重宝されます。したがって、駆使できるプログラミング言語は、全て記載してください。しかし、PHPの案件に募集している以上、割合を一番占めるのはPHPです。
したがって、PHPのアピールを7割ぐらいにして、残りの3割でその他の言語のアピールをするとよいでしょう。ちなみに、見栄をはって、使えないプログラミング言語を書くのはNGです。
得意なスキルを深掘りして書く
さっぱりした書き方に、「PHPのプログラミングが得意」というのがあります。これって、PHPをかじった程度のエンジニアでも書ける文章ですから、面接官には響きません。したがって、何が得意なのか深掘りして書いてください。専門用語も入れながら、エンジニア同士だからこそわかる技術の伝え方をしましょう。
真面目さをアピール
非常にシンプルなことですが、これは重要なことなのです。なぜなら、客先常駐は、一般の社員と同じ働き方をするため、社会人としての常識が求められるからです。
フリーランスとしてどんな技術を学んできたのか?
「PHP以外の言語が書けるようになった」とか、「ホームページ作成しかできなかったのに、アプリケーションも作れるようになった」などのように、ざっくりしたことを書いても、面接官には響きません。もっと、技術的なことを書いてください。そこをしっかり書くことで、「浅い学習をしてきたわけではないんだな」と、思ってもらいます。これは、先に紹介した『得意なスキルを深掘りして書く』に似ているかもしれません。
注意点は「盛り沢山にしない」こと
最後に、注意点を教えておきたいと思います。それは、「盛り沢山にしないこと」です。これは、フリーランス経験の長いエンジニアにこそ、よく見られます。アピールしたいスキルがたくさんあって、ぎっしり書きたい気持ちは分かるのですが、一目見ただけでげんなりされてしまいます。したがって、できる限り要点を絞って書いてください。
経歴書を書きたくないエンジニアは「クラウドサービス」を使おう
「仕事が忙しくて経歴書を書く時間が取れない」エンジニアや、「やっぱり苦手だから書きたくない」というエンジニアは、クラウドサービスを積極的に使ってください。クラウドサービスによっては、経歴書を代理執筆してくれる場合があります。コンサルタントが、エンジニアとカウンセリングした上で経歴書を作ってくれるため、面接官に刺さりやすい経歴書にしてくれるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、経歴書の書き方にせまってみました。常駐先へのアピールは、経歴書の出来映えが大半を占めると言っても、過言ではありません。したがって、何度も読み返しながら、慎重に作成してください。経歴書作りに慣れるてくると、フリーランス活動が軽やかになりますから、客先常駐の働き方も楽しくなってきますよ。だから、気を抜かずじっくり取り組みましょう!