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PHPやJavaの技術だけではダメ?ベテランのフリーランスエンジニアがドロップアウトする理由

エンジニアをしている人なら、誰しもがフリーランスへの憧れを持っていると思います。私も、そのような憧れを持ち、フリーランスになった一人です(プログラミング言語は、PHP、Java、Pythonなど)。私は、何とかフリーランスだけで食べていけています。しかし、なかなか軌道に乗らず、数年で会社員に戻ってしまうエンジニアもたくさんいるのです。それを考えると、10年20年とフリーランスで生活しているベテランには、頭が下がります。

フリーランスなら定年後も働ける

フリーランスの魅力は、「定年後も働けること」だと思います。実際に、私が知っているフリーランスにも、60歳オーバーで働いているエンジニアは多いです。

ベテランになってドロップアウトしてしまうフリーランスエンジニアの実態とは?

先ほど紹介したように、フリーランスのエンジニアに、年齢の壁は関係ありません。しかし、ベテランになってから、ドロップアウトしてしまうエンジニアがいるのも事実です。ベテランにもなれば、仕事をこなせるはずなのに、どうしてドロップアウトしてしまうのでしょうか?

ドロップアウトの理由その1、技術の進化についていけない

ベテランのエンジニアは、PHPやRuby、JAVAと言った、定番のプログラミング言語を駆使していることが多いです。これらのプログラミング言語は、昔からある言語なので、ベテランがそれを使うスキルは、凄まじいものがあります。しかし、その反面、新しいプログラミング言語には疎いのです。

特に、近年は「人工知能についていけない」と嘆くベテランが目立ちます。これは、Pythonなどのプログラミング言語を知らないと、成り立たない仕事です。そのため、ベテランでも、人工知能にチャレンジするエンジニアはいます。しかし、現状のスキルに保守的になってしまうベテランの方が多いのです。その結果、新技術についていけなくなり、ドロップアウトするエンジニアが多いように思います。

ドロップアウトの理由その2、体力の低下

エンジニアリングは座りっぱなしの仕事なので、一般職の人は、「エンジニアは体力を使わない仕事」だと思っています。しかし、実際は、かなり体力を使う仕事です。特に、体力を消耗するのは「残業」です。エンジニアリングは、トライアンドエラーがつきものなので、12時間以上働き放しということは、珍しくありません。

若いうちは、それに耐えうる体力があっても、年齢を重ねるキツくなっちゃうんですよね。特に、腰痛や老眼は死活問題です。よって、限界を感じると、ドロップアウトを考えるエンジニアが増えます。

ドロップアウトの理由その3、家庭を持ち生活費がついていけなくなる

ベテランの年代になれば、家庭を持っていておかしくありません。そうすると、独身でフリーランスより、生活費が増えるのは当たり前です。すでに、子供が成人している場合は、少し余裕が出るかもしれませんが、子供がまだ成人していない場合は、学費に追われてしまいます。

さらに、マイホームのローン返済が重なったらもっと大変!フリーランスでこのような生活費を賄えるエンジニアは一握りとされています。そのため、フリーランスでの収入に限界を感じて、会社員のエンジニアに出戻りするベテランもいるのです。しかし、企業は若いエンジニアを求めていますから、再就職するのは簡単なことではありません

フリーランスになる前に経験を積もう

今回記したような内容からすると、「フリーランスエンジニアになるのは、リスクが大きそうだなぁ」と思ったエンジニアが多いと思います。確かに、勢いでフリーランスになるのは危険です。そのため、フリーランスになる前に、しっかり経験を積むことをおすすめします。その時に、資格の取得にも挑みましょう。

プロジェクトマネジメントなどへのシフトチェンジが可能

そのようにしてキャリアを積んでからフリーランスになれば、働き方に限界を感じた後に、プロジェクトマネジメントなどに、シフトチェンジすることが可能です。実際に、私が知っているベテランエンジニアにも、そのようなキャリア変更をしている先輩はたくさんいます。

これは、「エンジニアを諦めた」のではなくて、長く働くための「賢い選択」なのです。したがって、勢いで、「フリーランスになろう!」と思っているエンジニアは、一度考え直してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、「ベテランのドロップアウト」に焦点を当ててみました。フリーランスになりたいと思っているエンジニアは、可能な限り長く稼きたいはずです。だから、今、PHPやJava、RubyやC+といったプログラミング言語で稼いでいても、新しいプログラミング言語への興味は忘れないでください

特に、人工知能の勉強は必須です。そして、体力をキープできるように、運動不足や食生活の改善も忘れないようにしましょう。

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