Pythonを使えるフリーランスエンジニアは、RubyやPHPなど、その他の言語にも詳しいと思います。そのため、様々な案件を同時にこなしていることでしょう。しかし、言語を知っているだけでは、案件をサクサクこなすことはできません。サクサクこなすためには、十分なパソコンのスペックを確保しておかなければならないのです。なぜなら、スペックの低いパソコンは、処理能力が遅いため、仕事の足かせになるからです。
目次
エンジニアが最も使っているパソコンはWindows?それともMac?
エンジニアが使っているパソコンは、大きく分けて2種類です。それは、WindowsかMacになります。
デスクトップで多いのはWindows
デスクトップで多いのは、Windowsです。私の経験による主観では、8割から9割のエンジニアが、Windowsをメインに使っています。それは会社のパソコンにしても、フリーランスのパソコンにしても入れることです。
モバイルパソコンはMacが多い
しかし、モバイルパソコンのシェアは、MacBookが目立ちます。Macは、かっこいいブランドイメージがあるため、「人前では、アップルのマークを見せつけたい!」というエンジニアが多いようです。
両方使いたいエンジニアはMacがおすすめ
「WindowsもMacも、両方使いたい」というエンジニアは、迷わずMacを選んでください。なぜなら、MacはWindowsをインストールできるからです。しかし、WindowsにMacをインストールすることはできません。
エンジニア用のパソコンスペックの考え方
ここからは、エンジニア用のパソコンのスペックについて説明したいと思います。
ストレージ
ストレージは、HDDかSSDの二択になります。仮に、HDDとSSDで1TBの製品があった場合、値段が安いのはHDDです。しかし、SSDは、HDDより速いスピードで動いてくれます。そのスピードは「もうHDDには戻れない!」と賞賛するエンジニアも多いほどです。もし、両方使いたい場合は、メインのストレージにSSDを使って、サーブのストレージにHDDを使うとよいでしょう。
CPUはIntelがマスト
性能の良いCPUを選べば、パソコンの処理能力は格段にアップします。とりあえず、Intelを選んでおけば間違いありません。そのうえで、2.5GHz以上のCorei5かCorei7を選んでください。値段で言うと、30,000円~40,000円あたりになります。
メモリ
大容量のプログラミングを行う時に、重要な「メモリ」。欲を言えば16GB欲しいですが最低でも8GBは用意してください。そのぐらいのメモリがあれば、Pythonで人工知能のプログラミングをする時にも、困らないはずです。さらにハイスペックなパソコンを求めるなら、32GBや64GBを目指してください。しかし、小規模な案件をメインに受注している場合は、ハイスペックを目指す必要はありません。
マザーボード
マザーボードは、中級クラスを選んでおけば問題ありません。値段で言うと、10,000円~20,000円くらいです。ただ、複数のUSBやSATAを使う場合は、上級クラスを選んだ方が良いでしょう。
グラフィックボード
ゲームのプログラミングをするときに重要になる「グラフィックボード」。ハイスペックなグラフィックボードを選びたいなら、NVIDIAかAMDの二択になります。どちらも、お値段は15,000円~30,000円くらいです。しかし、ゲーム案件を受注していないエンジニアは、特に意識しなくても大丈夫だと思います。
電源
意外と見落としがちなのが、電源です。前述したようなパーツのスペックが高いと、たくさんの電源を使います。そのため、電源が弱いパソコンは、動作が不安定になるのです。したがって、最低でも500W以上は用意したいところ。もっとこだわるなら、1000W以上確保しても良いでしょう。
パソコンは2~3年で買い替えるべし
パソコンの寿命は、2~3年だと言われています。エンジニアのように、毎日パソコンを駆使している場合は、もっと短いかもしれません。「そろそろ寿命かな?」と思ったら、パソコンをまるまる買え変えても良いですし、必要に応じて、一部のパーツを買い替えてもいいと思います。
必ずバックアップをとろう
パソコンを買い替えたり、パーツを買い換える時は、必ずストレージのバックアップを取ってください。でないと、買い替えでトラブルがあった時に、以前のスペックに戻すことができません。作業ができないと、クライアントに迷惑をかける可能性もあるので、絶対にお忘れなく!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、エンジニア向けのパソコンスペックに、焦点を当ててみました。ハイスペックが必要な案件は、高収入な案件が多いため、受注できれば収入アップのチャンスです。その時に、パソコンのスペックでつまずくようでは、話になりませんよね?ですから、改めてご自身のパソコンスペックを見直してみてください。