Webエンジニアのなかには残業が多いわりに給与が低く悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
あるいは、Webエンジニアは職業寿命が短いといわれることに不安を感じているかもしれません。
確かに、「30歳限界説」といったような言葉もある以上、そう考えるのも無理はありません。
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しかし、サラリーマンであっても、本業以外で収入を得るために、副業を持つ働き方が、最近では注目されています。
また、Webエンジニアはさまざまな職業と比較しても、副業を持ちやすいといわれています。
今回は、収入アップやスキルアップを目指すWebエンジニアに向けて、副業のメリットや注意点について解説していきます。
目次
Webエンジニアが副業で稼ぐことができるのはなぜ?
まず、Webエンジニアは、なぜ副業を持ちやすいといわれるのでしょうか。
ここからは、Webエンジニアが副業を取りやすいといわれる理由について解説していきます。
インターネット上で開発作業が進められる
そもそも、システム開発作業は「基盤系」と「アプリ系」に分類されます。
このうち、アプリ系の仕事では、Skypeをはじめとした、テレビ会議システムで進捗会議を行い、レビューをしながら、実際のコーディングは自宅で行うという働き方をすることができます。
そのため、土日祝などの休日を利用して、その間に作業を進めておけます。
そして、平日の勤務時間外に、クライアントとテレビ会議システムでレビューし、納期までに納品するといったことが可能です。
つまり、開発作業に絶えうるだけのパソコンとインターネット環境があれば、Webエンジニアは働く場所にとらわれることがないため、副業を持ちやすいといえます。
Webエンジニアの不足
また、Webエンジニアの数が不足していることも、副業がしやすい背景となっています。
2016年の経済産業省による調査によれば、2015年時点で、Webエンジニアは17万人あまり不足しているとされています。
そのため多くの企業で、たとえ副業であってもWebエンジニアとなる人材が欲しいと考えているでしょう。
これは、Webエンジニア側から見れば、副業をする際のクライアントが見つけやすいということでもあります。
ハードルが低い
Webエンジニアが副業を持ちやすい最後の理由は、Web系のスキルのハードルが低いことです。
会社員として働くWebエンジニアが副業でもできるWeb系の案件といえば、LP作成が挙げられます。
LP作成は、初歩的なWeb技術でもこなせる案件なので、残業が多くて時間がないというWebエンジニアにもおすすめの案件となっています。
こういったハードルの低い案件を受けやすいということもWebエンジニアが副業をしやすいといわれる理由といえるでしょう。
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Webエンジニアが副業で稼ぐ方法
では、Webエンジニアが実際に副業で収入を得るにはどのような方法があるのでしょう。
ここからは、Webエンジニアが副業で稼ぐ方法や受けられる案件について解説していきます。
コーディング
Webエンジニアであれば、HTMLやCSS、JavaScriptといったスキルを使って、副業においてもコーディングに携わることができます。
例えば、一般的なWebサイトの制作にとどまらず、PHPのコーディング作業によるWordPressに移行を行う案件なども考えられます。
コーディングの案件は、納期に間に合うのであれば、休日に行うことも可能なので、作業に慣れているなら手軽に始めることができるでしょう。
デザイン関連の仕事
Webエンジニアであれば、サイトのデザインなどに携わることも少なくないでしょう。
そのため、デザイン方面でのスキルがある場合には、Webデザイナー向けの副業で活躍することも考えられます。
主なデザイナー向けの副業は、ロゴ作成、バナー作成、名刺の作成などです。
ほかにも、LPの構成から作成まで、Webエンジニアに適した副業はたくさんあります。
単価は安い傾向にありますが、複数受注すれば、まとまった報酬額が手に入ります。
さらに、休日だけでなく、平日の仕事終わりでもこなせるので、Webエンジニアの副業としておすすめです。
プログラミング講師
Webエンジニアの副業は、プログラミング講師という選択肢も考えられます。
講師の副業が、IT業界の人材不足を背景に需要が増え始めているためです。
講師といっても、必ずしもスクールに赴くのではなく、オンラインで行うことも可能です。
自分自身のプログラミングスキルを活かしたいと考え、プログラミングを誰かに教えてみたいという思いがあるのであれば、チャレンジしてみる価値があります。
ただし、プログラミング講師は休日に行うのが、ほとんどとなるでしょう。
アフィリエイト
Webエンジニアであれば、アフィリエイトを副業とするのも適した手段だと考えられます。
アフィリエイトは、自身が立ち上げたサイトに商品やサービスの広告を表示し、クリックされた回数や購入された回数に応じて報酬をもらうという方法です。
既に自身で長く運営しているサイトがあるなら、すぐに成果がでるかもしれません。
ただ、1からサイトを立ち上げて始めるとなると、なかなか報酬をもらえるまでたどり着けない可能性もあります。
実際に、アフィリエイトを始めても報酬がもらえなかったという人は多くいます。
そのかわり、休日や平日の仕事終わりでもできることなので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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Webエンジニアが副業をすることのメリット
では、Webエンジニアが副業で得られるメリットについて解説していきます。
幅広いスキルが身につけられる
1つの会社に勤めていると、特定の技術は高くなり、磨かれますが、幅を広げていくのはなかなか難しいものです。
その点、副業であれば、興味を持った新しい技術が必要な仕事があるなら、実践して身につけていくことができます。
また、本業で勤めている会社に副業で得た知識をフィードバックすれば、会社にとってもメリットとなるでしょう。
社外でコネクションができる
クラウドソーシングなどで案件を取れば、Webエンジニア以外とも繋がりが生まれます。
基本的に、クラウドソーシングなどで発注しているクライアントには、ITエンジニア以外の人もいます。
そのため、幅広い業界へのコネクションを作ることも可能です。
よって、Webエンジニア以外の仕事の視点を持つことにより、仕事全体を俯瞰して捉えることができるようになります。
ほかにも、技術を必要としているクライアントを紹介してくれるようになるかもしれません。
収入の増加
そして、最も大きい副業のメリットは、本業とは別の収入の手段を得られるということです。
Webエンジニアは、残業も多い傾向があり、作業量に見合ってない給料しか支払われていないという人も多いでしょう。
そのため、Webエンジニアにとって副業を始めたことによる収入増加は、大きなメリットといえます。
ただ、副業で得た収入はプライベートの時間を削ったものでもあり、生活に余裕があるならば、必ずしも生活費や貯蓄などに当てなくてもいいでしょう。
自分の趣味に使うなど、再び仕事へのモチベーションに還元する方法もあるので、収入増加が実現できたら、お金の使い方を考えてみましょう。
フリーランスにもなれる
単に副収入を得たいと考えているのではなく、将来フリーランスとして独立したいと考えているなら、副業をすることで、きっかけ作りができます。
副業の際に、必要となるクライアントとの折衝や、実際に仕事を納めるまでの一連の流れを知ることは、フリーランスになったときに必要なことです。
これを経験しておくことは大きな自信に繋がります。
あるいは、副業を始めてみたところ、思いのほか仕事に面白さを感じて、独立することを決断したというようなケースも見られるようです。
副業を長く続け、社外での繋がりもできているなら、案件を獲得する際に困ることも少なくなります。
よって、Webエンジニアが副業をすることは、フリーランスになるきっかけ作りにもなるといえます。
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Webエンジニアが副業をする際の注意点
Webエンジニアにとって副業を始めることは魅力的なことです。
一方、副業を始める前に確認しておきたい注意点もあります。
最後に、Webエンジニアが副業を始める前に確認するべき注意点について解説していきます。
単価が安い場合がある
Webエンジニアがクラウドソーシングで副業をする場合は、1案件あたりの単価が安いということが挙げられます。
なかには、条件のよい案件も存在しますが、こういった案件は比較的高度なスキルや豊富な経験が求められることが少なくありません。
普段から会社で作業をこなしているWebエンジニアであれば、スキルは問題ないかもしれません。
しかし、本業以外の時間でこなせるかといわれれば、難しいでしょう。
Webエンジニアがクラウドソーシングでこなせる案件といえば、ロゴ作成やバナー作成などです。
そのため、まとまった数を受注しないと満足できる報酬を獲得できません。
ただ、単価が安いことに関しては、解決策があります。
まず、クラウドソーシング内で空いた時間でもこなせるうえに、それなりの単価ももらえる案件を探すことです。
ほかには、副業に適している案件を紹介しているサイトで探すことです。
副業案件の紹介サイトとしては、主に「シューマツワーカー」が挙げられます。
▼エンジニアが副業をする際の単価について解説した記事はこちら▼
エンジニアの副業で単価の相場はいくらなのか
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案件を抱え込みすぎない
副業を始めると、収入を増やそうと考えてしまい、こなしきれないようなたくさんの案件を抱えてしまうことも避けなければなりません。
仕事の管理が難しくなるばかりでなく、ひとつひとつの案件の質が低下する要因となります。
副業をする場合、本業に支障がでない範囲で行う必要があります。
副業で案件を抱え込むと、ほぼ確実に本業に支障がでて、受けている案件の納期にも間に合わなくなることもあります。
そのため、身の丈にあった無理のない受注をすることが大切です。
会社が禁止している場合がある
副業が世間で注目されている一方、副業を禁止している企業があることを忘れてはいけません。
近年では、減少傾向にありますが、自身の会社が副業を禁止していないとは限りません。
一般企業において、副業を禁止する法律は、基本的にありません。
しかし、就労規則の中に副業禁止の文言が記載されていれば、雇用契約違反にあたります。雇用契約違反は、最悪の場合懲戒免職の可能性もあるので、注意が必要です。
ゆえに、副業を始める際には、事前に本業の会社の就労規則を確認しておくことが大切です。
税金管理が必要になる
副業によって収入を得た場合には、確定申告が必要になる可能性があります。
副業における年間の所得が、経費を差し引いたうえで20万円以下であれば、確定申告の必要はありません。
ただし、20万円を超えた場合には確定申告が必要になります。
経費の計算から、自身が支払わなければいけない税金の計算まで、全てを自分で行わなければいけないので、考慮したうえで副業を始めましょう。
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SEROKUで副業することもできる
ここまで、Webエンジニアの副業について解説してきました。
SEROKUでは、副業を目的としているWebエンジニアも歓迎します。
SEROKUが持つ主な特徴
- オークション形式で自身のスキルを売ることができ、クライアントと直接取引ができる。
- エンジニアが負担する登録料や手数料が一切かからない
- 出品できるスキルは5個まで選べる(言語、フレームワーク、ツールなど)
一般的な案件紹介サイトなどで案件を獲得すれば、手数料として報酬額の約2割を支払わなければなりません。
SEROKUであれば、クライアントとの直接取引なので、エンジニアが負担する手数料は一切ありません。
また、自身のスキルを出品する際には、言語をはじめ、フレームワーク、ツールなどを5個まで選択できます。
実務経験がどれだけあるかも設定できるので、自身のスキルを細かくクライアントに伝えることができます。
自己PR文を入力する欄もあるので、スキル以外に伝えたいことがあれば書き込むことができます。
副業をしたいと考えているWebエンジニアだけでなく、SEROKUのサービスが気になったエンジニアは、ぜひご利用ください。