システム開発のトレンド言語、案件を獲得しやすい言語ランキング !

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案件を獲得しやすい言語ランキング
8割を超える企業がIT人材の不足を訴えている今、フリーランスエンジニアの需要も存在意義もますます高まっています。そんな時代の流れもあって、フリーランスエンジニアの人材数は現在増加傾向(「IT人材白書2016」P.74より)。IT人材が求められている一方で、フリーランスとして生き残るための競争率が高まっていることもまた事実です。

実際のところ、企業はどんなスキルを有していて、どんなプロジェクトが担えるフリーランスエンジニアを求めているのでしょう。近年のプログラミング言語別の求人案件数から、そのランキングを発表。また、フリーランスエンジニアとして”生き残るために習得すべき”言語について、近年のトレンドから考察してみました。

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目次
1. トレンド言語はどれ?プログラミング言語別 案件数 TOP3
2. これから学ぶなら!”案件を獲得しやすい”言語ランキング TOP3

1. トレンド言語はどれ?プログラミング言語別 案件数 TOP3

・案件数第1位 Java 全案件の30%
・案件数第2位 PHP 全案件の20%
・案件数弟3位 Objective-C/Swift 全案件の7%
※求人サイトに掲載された1年間の案件をもとに算出。IT業界全体の比率とは異なる可能性があります。

1位は金融システムからソーシャルゲームまで幅広い開発に使用されているJava。会社の規模感や業界を問わず案件が出やすいことが特徴です。
また、2位になったPHPは開発のスピードが速いので、スピーディな改修が必要となるBtoCのWebサービス関連の案件が多くなります。企業としては、ゲームやECサイトを制作・運営するベンチャー企業がメインです。
SESなどの案件も含めると、Javaのほうがより案件数の絶対値は大きいはずですが、フリーランス向けの案件に限定すると、在宅勤務やフリーランスの受け入れに対して理解のある企業からの案件が多くなる傾向にあるので、BtoCサービスを展開するベンチャー企業からの案件数が必然的に多く、PHP案件が2位に入ったと考えられます。
3位はObjective-C/Swift、つづいて4位はAndoroid(Java)、5位はJavaScriptとなりました。
また、注目したいのは案件数の伸び率です。TOP3には入らず、案件の絶対数もまだそこまで多くないものの、順調に求人数が伸びてきている言語がRuby、JavaScriptの2つになります。
RubyはRuby on Railsというフレームワークが優秀であると注目を集めています。多くの企業がRubyを採用する理由はアップデートのスピード。開発するのに効率が良いので、スタートアップ企業などから支持を集めています。また、JavaScriptはHTML5の登場やブラウザの発達により、フロントエンドで実現できることが増え、需要が高まっているようです。

2. これから学ぶなら!”案件を獲得しやすい”言語ランキング TOP3

1位 Java
みなさんお分かりかもしれませんが、1位はJava。理由の一つがその圧倒的なシェア率です。上でもJava利用の幅広さに少し触れましたが、特徴としてはOSなど動作するプラットフォームを選ばないので、 様々な組み込みシステムやサービス開発に利用することが可能です。また、他の言語では手間となってしまうメモリ管理をやらなくて済むうえ、 一度Javaを習得してしまえば扱いやすく、他の言語を学ぶときの基盤にもなります。

【Javaの案件傾向】
プログラミング言語別 案件数 TOP3でも触れましたが、現在 日本でのJava言語の求人数は他の言語に比べてもっとも多いと言えます。また、登場から約20年経った今でも、世界的に見ても人気の言語のため、 学んでおいて損はない言語と言えるでしょう。
仕事の案件としては、業務システム開発を始め、Androidアプリケーション、組み込み系システムの開発まで、幅広く種類も豊富です。案件の分布としては以下のように、業務システム開発案件が最も多く、スマホゲームのサーバーサイド開発案件が多少出てくるというような形です。

多 業務システム開発
↑ Androidアプリ開発
Webサービス開発
↓ スマホアプリのサーバーサイド開発
少 スマホゲームのサーバーサイド開発

【Javaの学習について】
オブジェクト指向の代名詞的な存在なので、 オブジェクト指向を学ぶには他の言語よりも理解しやすいはずです。 また、人気の言語ということもあり、資料や情報が多く出回っているため、学ぶための教材はたくさんあります。
しかし、文法や構文を覚えるのに時間がかかったりするので、例えばJavaScriptやPHPのようなスクリプト言語に比べると難易度は少し高いといえます。Javaは他の言語を学ぶときの基盤になると上述しましたが、Java習得には論理的思考や分析能力が求められる部分があるので、他の言語や技術を学ぶためと考えて、根気よく学習する必要があります。

2位 PHP
PHPは動きのあるWebページを作るために開発されたスクリプト言語です。他の言語に比べて文法を覚えやすくてコンパイルの必要がない、また開発効率が良くて導入のハードルが低い、この2点から多くの企業に採用されています。 比較的規模の大きいWebアプリケーションやシステム構築にはJavaなどが利用されますが、そうでない場合のWebアプリケーションはPHPで利用されていることが多いです。

【PHPの案件傾向】
PHPを扱う求人案件は、END直案件が多いです。ブログやWebサイトで有名なオープンソースのWordPressはPHPで開発されているため、WordPressを使ったブログやCMSサイトの開発案件が多く出ます。 作業環境としては、ほとんどがLAMPを使用しており、フレームワークはCakePHPが主流で、Laravel、FuelPHP、CodeIgniterなども需要が高まっています。

【PHPの学習について】
開発環境を準備するハードルが低いため入り込みやすく、ネット上にも情報がたくさんあって独学でも十分学習することができます。しかし、前提条件としてHTMLやCSSの基礎知識が必要になります。またPHPの学習が終わってもフレームワークを学ぶ必要があるので、PHPの知識だけでは実際に案件をさばくことは難しいことが特徴です。

3位 JavaScript
スマートフォンなどの普及により、Web業界や広告業界、ゲーム業界において需要が高まっています。クックパッドやAmazonがJavaScript開発の良い例です。
スマートフォンやタブレットからダウンロードされるこれらのアプリはJavaScriptで作られており、通常のWebブラウザで見ているような感覚でアプリの操作ができるようになっています。JavaScriptは今後のスマートフォンの普及によってさらなる需要拡大が期待されています。

【JavaScriptの案件傾向】
一口にJavaScript案件といっても、作業内容はさまざまです。HTML・CSS・JavaScriptでWebサイトにちょっとした動きを付けるものもあれば、フレームワーク・ライブラリを活用したWebアプリケーション開発もあります。
Webアプリケーション開発では、SPA化が進んでおり、規模が大きなSPA開発では、フロントエンドの構造化やチーム開発での効率化を目的に、Vue.JSやReactなどのフレームワーク・ライブラリを用いるのが主流となっています。

Webが生活にますます浸透していくなかで、ユーザーにとって良いもの、さらに使いやすいものを提供するために、今後もJavaScriptの需要は拡大していくと見られています。

【JavaScriptの学習について】
初心者が学ぶ言語としても難易度は比較的低く、コンパイルの必要がなく、基本的にブラウザ上で動作の確認ができるため、学習しやすい言語と言えるでしょう。JavaScriptのみに絞って学習をすすめてもいいですが、PHPなどといった他のWeb系言語と併せて習得していくとより世界が広がっていくでしょう。

いかがでしたでしょうか。今回は、言語別案件数のランキングから今後伸びていくオススメの言語についてご紹介しました。
求人案件が増えれば、当然その言語を担えるフリーランスエンジニアの数も増えます。このように、求人案件数とその言語を習得しているエンジニアの数は互いに大きく影響しあっているのです。
案件数が多いから、その言語を習得するという柔軟性も重要ですが、近年のトレンドから案件が増えそうな言語を先読みし、習得していければフリーランスとしては心強いですよね。しばらくはJavaとPHPの需要が続きそうですが、そこに固執することなく、需要の変化に柔軟に対応するためにも他の言語にも目を向けておくのが得策かもしれません。

 

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ペンネーム:北斗ママ
大手人材会社を数社経験し、結婚を機にフリーランスへ。会社員時代はコピーライターやキャリアコンサルタントを経験。一貫して”良い仕事へのご縁作り”に携わる。仕事探しの裏側を知り尽くした経験を活かし、人材関連の記事を主に担当。趣味は愛犬 トイプードルと遊ぶこと。愛犬の洋服代がかさむ今日この頃。

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