TOP
お問い合わせ
  1. 掲載のご依頼
  2. メールでのお問い合せ
  3. 電話でのお問い合せ

日本人PHPエンジニアには壁が?! 海外でのフリーランス挑戦について

海外で活躍している日本人のPHPエンジニアは、たくさんいます。海外でのフリーランス実績があれば、日本に帰ってきた時にキャリアアップに繋がるので、何かと有利です。しかし、様々な壁があるため、海外で働くのは簡単なことではありません。一体、海外のエンジニア事情は、どのようになっているのでしょうか?

海外チャレンジで考えられる壁とは?

スキルの壁

プログラミングのスキルは、日本より海外の方が進んでいると、考えておきましょう。したがって、高いPHPスキルが求められます。どうやって判断されるか?と言うと、資料選考や面談です。この辺りは、日本で就職活動する感じと、変わらないと思います。

・インタビューに答えられるスキルを身につけよう
この時には、いろんなインタビューをされることでしょう。例えば、アルゴリズムのことやオブジェクトのことです。ここで、具体的に答えられるスキルがないと、海外で仕事を獲得するのは難しいでしょう。

英語の壁

海外で働いているエンジニアは、「中途半端に英語を覚えても意味はない」と言うことがあります。そういう風に言うエンジニアは、こぞって「英語よりもスキルが大事」とか、「働きながら鍛えられるから大丈夫」というのです。

それは、確かにその通りかもしれません。しかし、海外で働く以上、語学力が必要なのは事実です。したがって、英語で業務確認できるぐらいのコミュニケーションは、できなければなりません。

・インタビューを切り抜けられる英語力は必須
特に最初の壁となるのが、面談でのインタビューです。先ほど紹介したように、面談では、アルゴリズムやオブジェクトのことを聞かれるはずなので、それに対応できる英語力は身につけておきたいところ。したがって、TOEICのテストにチャレンジするくらいの意識を持ってください。

・海外エンジニアのブログをチェックしてみよう
もっと具体的な英語力が知りたい人は、海外で活躍しているエンジニアのブログをチェックしてください。英語力に関するリアルな声が、たくさん載っています。ブログにコメントすれば、直接アドバイスをもらえるかもしれません。

就労ビザの壁

海外に住居を構えて、フリーランス活動するとなれば、就労ビザが必要です。就労ビザの取得条件は、国によって変わるのですが、「語学力の高さ」「エンジニア実績」がベーシックになっています。

・就労ビザ獲得の期間に要注意
意外とネックになるのが、「期間」です。就労ビザは、希望すれば、すぐに取れるわけではありません。記憶に新しいところでは、お笑い芸人のピースの綾部さんが、就労ビザが取得できずに、なかなか出発できない話題がありましたよね?このように、ビザ獲得は半年や一年かかることもあるのです。したがって、前倒しで着手することをおすすめします。

海外でのワークスタイル事情とは?

海外ビジネス

日本でのフリーランスの働き方は、在宅勤務と常駐勤務のどちらかになりますが、それは海外でも同じです。その上でのワークスタイルは、案件によって異なるので、一概には言えませんが、大まかには次のようになっています。

年俸スタイルの契約が多い

日本の契約は、月給スタイルが定番ですが、海外だと年俸スタイルが多いです(もちろん、案件によって例外あり)。したがって、「年収を把握しやすい」メリットがあります。しかし、その一方で、交通費などの保証はされないことが多いのです。残業代が支払われることも、ほぼないと思います。海外は、「契約で働く」意識が強いのです。

残業はほとんどなし

先ほども記したように、海外は契約を重視して働くスタイルです。したがって、帰宅時間になったら、みんなサクサク帰ってしまいます。残業代出るケースが少ないとなれば、当然といえば当然ですね。そのため、中途半端に仕事を残さないように、就業時間はバリバリ働いています。日本は、このメリハリの良さは、見習わなければなりません。

プライベートの付き合いはほとんどなし

日本では、仕事終わりに職場の人間とつるむことも多いですが、海外では、ほとんどありません。就労後は、それぞれがプライベートを楽しむスタイルなのです。したがって、職場の人間の誕生日パーティーは、休憩時間で行うこともあります。それぐらい、就労後の関わりは持ちたがりません。

海外で定番のフレームワークは?

パソコン

PHPのプログラミングを効率よく進めるために、欠かすことのできない「フレームワーク」。日本では、CakePHPが定番です。海外でも、CakePHPは使われていますが、日本ほどの需要はありません。海外で定番のフレームワークは、次のようなものです。

Laravel

日本で言うところの、CakePHPぐらいの需要を誇っています。日本でも、Laravelの案件は増えているため、海外にチャレンジする前に、着手しておいた方が良いでしょう。もしかしたら、数年後には、日本でも定番になっているかもしれません。

CodeIgniter

大規模な案件で採用されやすいフレームワークです。大規模な案件は、報酬が高めに設定されていますから、高収入を目指すなら見逃せないフレームワークとなっています。

Symfony

こちらも、大規模な案件で選ばれやすいフレームワークです。動作が軽くて、シンプルなので、チーム開発の案件で選ばれています。

関連記事

  • PHPエンジニアを募集している企業にはどんなものがあるのか?また、就職した後の年収の話や転職の話、フリーランスのことなど。私が感じた実態を述べてみたいと思います。 ◎PHPエンジニアを募集している企業とは? PHPエンジ […]

  • 会社の仕事に新鮮味を感じられなくなると意欲も減退していくもの。 また給料も増えないとなると将来このままで良いのかと悲嘆したくなるのは当たり前のことなのかもしれません。 そんなときに目を向けたいのが副業です。 今回はWeb […]

  • PHPエンジニアとしての経験を最近のトレンドも踏まえて、仕事の内容・環境・感想の観点からまとめました。 PHPエンジニアを目指す方にとって少しでもご参考になればと思います。

  • PHPの案件をスムーズにこなすためには、フレームワークの活用が必要不可欠です。フレームワークは、案件によって固定されていることがあります。そのため、どんなフレームワークを使ってもいいわけではありません。そこで今回は、PH […]