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サポートセンタの運用オペレータがエンジニアに転向した理由
こんにちは。株式会社 WESEEK の佐藤です。
私は現在の会社に業務内容も大きく変わる形で転職したクチなのですが、どのようないきさつで転職をしたのかを紹介してみようと思います。
はじめに
転職前に勤務していたのは、クラウドサービス事業、MVNO事業、SI事業を行う ISP でした。
自社でのシステム運用も行う部署がありましたが、運用を主に行うグループ会社があり、私はそこで運用業務を行うオペレータを経て、バックヤード業務を行っていました。
運用を行う対象となるシステムは自社クラウドサービスと SI で構築したシステムの両方であり、物理機器(ネットワーク機器やサーバ機器、ストレージ装置)が故障したら交換対応し、プロセスがダウンしたらアップさせる等が業務内容です。
オペレーション業務を行っていた時の勤務形態は 24h/365d でシフト制で、日勤・夜勤をローテーションしていました。
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転職のきっかけ
時期としては、勤務していた運用部隊の体制を変更する動きがある中、個人的には転勤を明けて東京に戻ってきた時でした。
WESEEK でソフトウェア開発のエンジニアを探しているので、興味・関心があれば転職してみてはどうかと声をかけてもらいました。
その時声をかけてもらったのが転職前の会社での同期メンバーであったため、フランクな気持ちで転職について考えてみることにしました。
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残るか転職するか考えるためにやったこと
「残る」か「転職するか」を考えるあたり、まずは自分がこれまでにやってきたことを振り返り、今後やりたいことは何か考えることにしました。
そこで WESEEK について理解を深めるために、社員や社長と話し合う機会を設けてもらったり、会社を見学させてもらって雰囲気を掴んだり、チャットで細々と質問をしたりこちらの状況を伝えたりしました。
携わる業務内容に関しては運用に対して開発となるため大きく変わるものの、勤務条件や業務の中で技術的な知識に携わる機会が多く、技術選定や対象レイヤ(フロントエンド・バックエンド)の選択が可能な裁量もあるとの話でした。
但し、マネジメント業務はメインで行う社員がいないため、その方面でのキャリアを考えた場合はマッチしないと言った話もありました。
また、転職する機会にフリーランスエンジニアになるのも 1 つの手段として考えてみました。
フリーランスエンジニアは定期的に仕事を貰う必要があり、自身が希望する勤務形態にあった仕事が見つかるような時世であることが必要だと思いますが、エンジニア不足が叫ばれる売り手市場であり、リモートワーク等の勤務形態の多様性を採用する会社が増えつつある点は追い風になると思いました。
一方で「残る」選択にあたり会社で上司と相談し、部署異動をするとした場合等を相談をしました。ぶっちゃけ話を含めて親身に相談に乗ってもらったことを覚えています。
※ 時期的に目標面談が終わった後であったり初めて会う上司だったりして非常にバツが悪かったのは苦い思い出です。
そして、これらの相談や情報を集めていく中で第 3 者意見として、当事者ではない親しい間の人と相談したりもしました。
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転職することにした理由
「残る」か「転職するか」考えるためにやったことを踏まえ、まず自身がこれからやっていきたいこととしては、技術に触れる機会を増やしたいと思いました。
出来ればマネジメントやコンサル方面ではなく、手を動かす業務を通じて技術に触れられるのが良いなと思いました。
FLエンジニアでは否応なくそのような状況になると思いますが、案件獲得時の契約手続きや税金納付等のバックオフィス業務が必要であり自身が疎い分野であって心配があることと、安定して案件獲得するには実績と経験を積む必要があり、やるにしても副業として開始する方が望ましいと考えたため候補からは除外しました。
また、残る選択肢と比較して転職する選択肢の方がメリットを感じ、
- エンジニアとして技術に触れることが出来る
- 勤務条件が良い
- ソフトウェア開発(プログラミング)は趣味でやっている時期もあった程度に苦手意識がなかった
- 元同期が居るため、
- 一緒に仕事をしたり長く付き合ったことのある人から比較的高く評価してもらえる傾向にあるので、元同期に評価してもらえる機会は魅力的
- 知り合いがいると安心
- フロントエンド/バックエンドどちらも経験出来る機会があり、技術導入やツール選定が出来る程度に裁量が高い
を踏まえて WESEEK に転職することにしました。
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転職する時期の設定とそれまでにやったこと
転職を決心した当時、関わっていた体制変更のプロジェクトが完了する期限まで残ることはマストにしたいと考えていました。そして有休も残っていたため、プロジェクト完了→有休消化→転職として転職時期を決めさせてもらいました。
ただ、プロジェクトの進捗に影響して完了時期がずれてしまいましたが、そこは柔軟に時期を変更して貰いました。
他に転職までにやったこととしては、経験した方は当然行っていると思いますが業務引継ぎを行っています。
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転職した後に思ったこと
まとまりがない雑多な内容となりますが、転職した後の感想としては次のものがあげられます。
- Agile 開発の採用、scrum MTG の実施、KPT による振り返り等の効率良く業務を進めていくための仕組みを経験出来てためになる
- OSS に関わる機会が格段に増えたので、仮に再度転職する事態となっても潰しが利きそう
- Ops時代は業務自動化が導入を叫ばれる中ついぞ実現されなかったが、転職後はDevとして業務自動化を導入出来るようになって嬉しい
- 好きだったドラマを見る時間が割けてうれしい
振り返って考えて、転職したことは成功だったと思います。
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さいごに
今回は、運用オペレータがソフトウェア開発エンジニアへ転向したいきさつについて紹介しました。
直接皆さんのキャリアに役立つ内容ではないと思いますが、今後のキャリアを考える上でのきっかけや、考え方の参考に少しでもなれば幸いです。
佐藤
Profile:最後の砦を守る番人。すべてを受け止め、すべてを跳ね返す超人。