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フリーランスになって最初に受け持った仕事の話
今回は、私がエンジニアでフリーランスになって、最初にもらった仕事の話をメインに、綴っていきたいと思います。
目次
最初のお仕事はご贔屓筋からの紹介
私が、フリーランスになって、最初にもらった仕事は、会社員時代のご贔屓筋からの紹介でした。私は、フリーランスになる前に『会社のご贔屓筋に「フリーランスになるので仕事をください」と営業するのはやめよう』と決めていました。そのような行為は、お世話になった会社に不義理になるからです。
ある日かつてのご贔屓筋から連絡が
私が、フリーランスになって間もない頃、会社員時代に一緒にお仕事をしていたご贔屓筋から、私の携帯に連絡が入ったのです。どうやら、私が会社を辞めたのを聞いて、心配してくれたようでした。少し雑談をして、フリーランスになった旨を伝えたところ、「でしたら、ホームページ作成をしてみませんか?」とお仕事を振ってくださったのです。この仕事は、「こちらから営業した」わけではなく、「ご贔屓筋からの提案」だったので、ご厚意に甘えることにしました。
海外にもウケるサイトを作ることに
私が振ってもらった案件は、新しい新サイトの立ち上げです。芸能や政治、スポーツなどのニュースを発信するサイトでした。基本的には、国内の話題を取り上げるのですが、国内のサイトではあまり取り上げていない、コアな海外ニュースも発信していきたいとのことでした。ですから、海外向けサイトをちらほら覗きながら、プログラミングを初めて行ったのです。ちなみに、使用言語はJavaです。
会社とフリーランスの仕事内容について
フリーランスになって仕事を進めていくうちに「結局、やることは会社にいた時と変わらないな」という感想を抱きました。会社員時代の雑務がなくなった分、明確には100%同じではないのですが、プログラミングの勝手は、変わりませんね。
フリーランスの方が作業が快適
会社で扱う案件は大規模なものが多いので、仕事はいつもチーム制でした。エンジニアは、こだわりを持っている人が多いので、それをまとめるのが大変だったんです。でも、フリーランスで受け持つ仕事は、それより規模が小さいので、一人でやれる作業ばかり。仕事時間と休憩時間は、自分の裁量で決められるので、非常に快適!「自分には、フリーランスの方が向いているな」と、すぐに思いました。
会社に如何に搾取されていたのかがよくわかった
フリーランスになって、最初にもらった報酬は、約30万円でした。稼働日数は、14日ぐらいだったと思います。かつてのご贔屓筋ということもあり、クライアントが報酬に色をつけてくれたのかもしれませんが、「手っ取り早くこんなに稼げるとは!」と思ったのが正直なところ。その後、フリーランスでちょこちょこ仕事を受け持つようになり、会社員時代の年収を半年ぐらいで稼げるようになりました。今まで、どれだけ会社にお金を搾取されていたのか、身にしみて感じましたね。フリーランスになれば、報酬は100%自分に入ってきますから、めちゃくちゃやりがいにつながります。
報酬が100%入らないケースについて
先ほど「報酬は100%自分に入ってくる」と書きましたが、それは、クライアントと「直接契約を結んだ場合」に限ります。クラウドソーシングを使って案件を受注するときは、20%ほどが、クラウドソーシングの手数料として差し引かれます。ですから、10万円の案件なら、2万円引かれて、手元に入るのは8万円です。そう考えると、20%の手数料って結構大きい!したがって、フリーランスで長く食っていくためには、直接契約してくれるクライアントの開拓は必要不可欠ですね。
有名なクラウドソーシングは?
ついでに、プログラミングの受注ができる、有名なクラウドソーシングを紹介しておきましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスは、プログラミングだけではなく、記事執筆、画像作成、動画作成、ネーミングコンペ、アンケートなど、いろんな案件が発信されています。だから、エンジニアの案件は限定的です。でも、一本あたりの報酬が高い案件も見受けられます。高い案件だと30万円ぐらいで、安い案件は数千円です。
Wantedly
Web業界に特化したクラウドソーシングだから、エンジニアの仕事だけをリサーチしたい人にオススメ。特徴的なのは、SNSと連携していることです。ですから、エンジニア仲間を作るのにも向いています。これって結構大事なことで、フリーランスで長く仕事を受注するためには、輪を広げるのも大事なんです。でも、フリーランスになると、人と接する機会が少なくなるので、新しい人間関係の構築が難しくなるので、これは便利だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?私は、フリーランスになって、最初から仕事に恵まれていたので、運は良かった方だと思います。それ以降も、なんとか仕事が続くようになり、一人暮らしには支障がないぐらい稼げています。しかし、フリーランスはそんなに甘いものではありません。最初の3年ぐらいは、死に物狂いで働くことをお勧めします。そうすれば、4年目からはだいぶ余裕が出てきますよ。