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企業から高い評価を受けるフリーランスの5つの特徴
こんにちは、るーしーです。
さて今回のテーマは企業から高い評価をうけるフリーランスの特徴です。お仕事を引き受けると毎回クライアント企業から高い評価を受けるフリーランスの人がいます。クライアントとトラブルになる人も多い中、常に企業から高い評価を受けるフリーランスはどのような働き方をしているのでしょうか。
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私がこれまでに出会った”フリーランスとして高い評価を受けている人”の特徴を5つに整理しました。
目次
(1)クライアントとゴールについて共通認識を持つ
できること、できないことをはっきりと!
業務を開始する際に、期間内に自分が達成するゴールをクライアントと共有することがとても大切です。その際に、当然ですが自分が達成できる目標を設定しておく必要があります。そして、クライアントから無理な要求をされた場合には、できないと明確に伝えることも大切になります。ただし、自分ができるアウトプットとクライアントの要求がかけ離れているとうまくいきませんので、そのような仕事は引き受けないなど契約の前段階で話を詰めておいたほうが良いです。
クライアントの要求アップが発生しないように日頃からすり合わせをする
業務を遂行していると、クライアントの期待値がどんどん上がっていくことはよくあることです。そのクライアントの期待値に合わせて、最初に設定したゴールがどんどん高い要求に変わってしまうと、不幸な結果になることがしばしばあります。
高い評価を受けるフリーランスの人は、このような状況にならないように事前に手をうっているようです。クライアントとのMTGの際には、プロジェクトの目的、そこにおける自分の役割を伝えるようにしています。そうすることによって、当初の計画と異なるアウトプットについては別業務であると認識してもらえます。
フリーランスの経験がない人からみると契約書で回避できるのではないかと考えてしまうかもしれませんが、契約書は大雑把な業務内容になることが多く、明確なアウトプットを契約書に記載するケースは少ないです。ですので、契約書とは別にしっかりとクライアントと握っておくことが大切になります。
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(2)作業の見える化
大げさでも良いので、わかりやすく見える化しよう
クライアントは、フリーランスの人がちゃんと働いているのか、気にしています。それも当然です。はじめて仕事をする場合、見ず知らずの間柄から関係性がはじまります。このまま継続してお仕事を任せて良いのかどうかという不安な目で見ています。
作業を見える化するためには、gitで管理しているならpushをこまめにすると良いでしょう。しかし、管理者がエンジニアでない場合や、gitを使っていない場合もあります。消化したタスクは何か?今なんのタスクを行っているのか、これからするタスクはなにか?たとえばかんばん方式でどこかに貼り出しても良いかもしれません。
しっかりと仕事をしているのにサボっていると思われてしまうと損です。自分がやった仕事はしっかりとアピールしましょう。
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(3)しっかりとしたコミュニケーション
コミュニケーションがしっかりしていれば問題は発生しない?
会社内の問題の9割がコミュニケーションを改善すれば解決すると言われることもありますが、フリーランスが仕事をする上でもコミュニケーションはとても大切です。
クライアント企業側からすると業務委託という契約形態になることで少し遠い存在になってしまいます。作業の見える化と似ていますが、社会人1年目に戻った気持ちでホウレンソウ(報告・連絡・相談)をしっかりとやりましょう。
あいさつ
あいさつはコミュニケーションのきっかけになります。まずはしっかりとあいさつすることを通じてコミュニケーションしやすい雰囲気を作ることも必要です。
IT企業にいるとあいさつをしない会社もあると思います。しかし、そういう会社にいる人に話しを聞くとあいさつをしたほうが良いと思っていると口を揃えて言います。周りがあいさつをしていなくても自分から積極的に挨拶をすることでしっかりしている人だと見てもらえると思うので、遠慮せずにあいさつしましょう。
ランチや飲み会
仕事に関係のない話も大切です。みなさんも仕事の現場で感じたことがあると思いますが、結局は人間関係次第でどうにかなるということがあります。仕事をしている側面だけではなくて、それ以外の側面をお互いしることによって、より円滑にコミュニケーションがとれるようになるし、多少の失敗も許してもらえるようになります。また、仕事の成果面以外の部分で、自分のことを好きになってもらえれば別のお仕事をいただけるようになるかもしれません。
フリーランスは自分自身が商品です。スキルだけが商品と割り切ってしまうとクライアントを転々として安定した仕事を得られないかもしれません。良いコミュニケーション(人間関係)を構築することも仕事の一環だと捉えることが大切です。
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(4)勤怠
世の中には様々な会社があり、様々なタイプの人がいます。どれだけ優秀なパフォーマンスを出していても勤怠が悪いと、すべてダメという判断をされてしまうことがあります。特に古い気質の会社だと、勤怠が悪い=仕事ができないと決めつけてしまう場合もあります。
また、普段は勤怠にうるさくない会社でもたまたま問題が発生した際に、ルーズな出社をしていたりすると鉾を向けられてしまうこともあります。
自分の仕事に関係のないところで傷をつけてしまうのはもったいないことです。仕事のパフォーマンスが第一優先なのは当然なのですが、是非勤怠も守って企業との良好な関係を築いていただければと思います。
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(5)目線の高さ
全体を見た上で最適化していく能力
クライアント企業から高い評価を受けるフリーランスは、一段高い目線で仕事をしている人が多いです。単純に割り振られた仕事を予定通り完遂することにのみ目を向けている人と、プロジェクト全体を見た上で割り振られた仕事の意味を理解して最適化していく人では、同じプロダクトを作ったとしても最終的なアウトプットの品質が異なる結果になります。
将来的な拡張性や他の人が利用する場合のことを踏まえたりなどができる人であればクライアントの満足度も変わってくると思います。
経営者の視点
仕事を継続してもらえるフリーランスは、経営者の視点でプロジェクトを見ています。プロジェクトの成功を望み、プロジェクトの成功のために言うべきことは言う人が多いです。
余計なことを言うと仕事が増えると思っている人もいるかもしれませんが、(1)であげたアウトプットの共通認識を維持することができれば意見することも問題ないはずです。
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まとめ
5つのポイントを上げましたが、みなさんはどのように感じましたか?
いずれにせよ、クライアントが求めている最低限のアウトプットを出せるということは前提ではありますが、上記ができる人は確実に評価されると思います。おそらくフリーランスにかかわらず大切なことだと思いますので、現役社会人の方も参考にしてくださいね。
るーしー
profile:大学卒業後、ベンチャーキャピタルで投資を4年、IT企業でソーシャルゲーム開発を4年、人材会社で新規事業開発を1年行なった後、フリーランスとして独立。その後、様々な企業のコンサルティングやゲーム開発を行なっ