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プログラマーが独立するために必要なスキル、ポイント
独立してフリーランスのプログラマーになる人やなりたい人は沢山います。
そこで、プログラマーが独立するメリットやデメリットはなんなのか、プログラマーが独立するために必要なスキルはなんなのか、プログラマーが独立するために知っておきたいポイントについて解説します。
目次
プログラマーが独立するメリット
プログラマーが独立するメリットを2つ紹介します。
報酬の高さ
プログラマーが独立してフリーランスのプログラマーになる一番のメリットは報酬の高さです。
プログラマーは専門技術職なので元々仕事の単価は高いのですが、企業に勤めている場合はなかなか給料が上がらないので保持しているスキルに見合わない報酬しかもらえないことがよくあります。
しかし、独立すればスキルに見合った単価で仕事ができるようになります。
なかには、企業に勤めていた頃に比べて3倍の年収を得られるようになったフリーランスのプログラマーもいるほどです。
時間を自由に管理できる
従業員自身が始業・終業時刻を決めて働けるフレックスタイム制度などを導入している企業も増えてきています。
しかし、フレックスタイム制度を導入していたとしても企業に勤めているプログラマーは出社している間の時間は自分の自由にすることが難しく、企業に自分の時間を管理されてしまいます。
このため、急用が入ったとしてもそちらに時間を割くような柔軟な対応は難しくなります。
しかし、独立してフリーランスのプログラマーとなれば“納期”さえ守れば後の時間はほとんど自分の自由にすることができるので、自分の時間を自分で自由に管理できるようになるというメリットが発生します。
他の人が働いている時間に自分の趣味や家族のために時間を使えるようになりますし、フリーランスならば出社や退社の時間も削れます。
独立してフリーランスのプログラマーとなればこのように時間を自分の好きなように管理できるので生活の質が向上します。
すると、精神的な余裕が生まれて仕事の質も向上するという隠れたメリットもあります。
プログラマーが独立するデメリット
プログラマーが独立するデメリットを3つ紹介します。
収入の不安定さ
プログラマーが独立してフリーランスになる一番のデメリットは、収入の不安定さです。
このデメリットは、報酬の高さというメリットと表裏一体となっています。
フリーランスのプログラマーはスキルが収入に直結しています。
このため、あまりスキルのない人が独立してフリーランスになると会社勤めの頃よりも年収が大きく下がってしまいます。
また、スキルがある人であっても独立したての頃は信頼や実績がないので年収が下がることが珍しくありません。
プレッシャーが大きい
気の弱い人はプレッシャーに押し潰されるというデメリットもあります。
会社勤めのプログラマーならば、黙っていても仕事をもらえて給料をもらえます。
しかし、独立してフリーランスになると仕事を自分で探してこなければならず、仕事が見つからないと無収入で生活できなくなってしまうので大きなプレッシャーがかかります。
また、会社勤めのプログラマーならば周囲のバックアップを受けながら仕事をできますが、フリーランスのプログラマーは本当に独力で仕事をする必要があります。
このプレッシャーに押し潰される人もいます。
フリーランスのプログラマーのなかには、こういった大きなプレッシャーに耐えかねて、会社勤めに戻る人も少なくありません。
プログラミング以外の面倒な作業が多い
フリーランスのプログラマーには、面倒な作業が沢山あるというデメリットもあります。会社勤めのプログラマーは、単純に言えばプログラマーとしての仕事をしてればいいだけです。
しかし、フリーランスのプログラマーは“個人事業主”です。
このため、今までは会社がやっていてくれた確定申告の手続きなどの雑務や、クライアントに渡す見積書や請求書を作成など全てを自分で行わなければいけません。
プログラマーが独立するのに必要なスキルとは?
プログラマーが独立するのに最低限保持している必要があるスキルは、“様々なプログラミング言語によるプログラミング能力”です。
プログラミング言語を一つしか知らないというようなプログラマーもいますが、独立するならば様々なプログラミング言語によるプログラミングを可能とするスキルが必要です。
クライアントごとに要求してくる必要なプログラミング言語が異なるので、複数のプログラミング言語によるプログラミング能力が必要となるのです。
もし、一つや二つしかプログラミング言語を知らなければ請け負える仕事が大幅に減ってしまいます。
プログラミング言語には、OSに依存せずにどんな環境でも使える汎用性の高さから一番人気のあるJavaの他にも様々なプログラミング言語があります。
webサイトの製作によく使われる「HTML」と「CSS」。
webアプリケーションの製作によく使われる「Ruby」や「PHP」。
iOSアプリの製作によく使われる「Swift」、Androidアプリの製作によく使われる「Kotlin」といったプログラミング言語もあります。
なお、「Javaプログラミング能力認定試験」「Ruby技術者認定試験」「PHP技術者認定試験」といった各プログラミング言語によるプログラミング能力を証明する資格試験があるので、これらの資格を取得しておくと独立して働くのに有利です。
プログラマーが独立するために知っておきたいポイント
スキルがあるならば独立してもプログラマーとして活躍できるでしょう。
しかし、どれだけスキルがあっても信頼や実績を積まなければ大きな仕事の受注ができず、早期の活躍は見込めません。
下積みが必要なわけです。
ところが、独立して早々に活躍する裏技があります。
その裏技とは、“根回し”。
独立する前に、独立後のクライアントになってくれそうな人たちに根回しをしておくことで独立直後からスムーズに仕事を請け負って活躍することができるようになります。
独立前の周囲への根回しが独立するプログラマーが知っておきたいポイントなのです。
まとめ
プログラマーとしての力量が高いならば、独立すれば企業に勤めているよりも遥かに高い報酬を得られます。
しかし、裏を返せば力量が低ければ報酬は企業勤めの時よりも低くなります。
報酬の高さに目が眩んでスキルもないのに独立しようとするのはいけません。
独立するときは、複数のプログラミング言語を操れるようになるなど最低限のスキ
ルを備えてからにしましょう。
そして、周囲に根回しをしてから独立プログラマーになれば独立直後からスムーズに仕事を得られるようになるのでおすすめです。