ITエンジニアの方は、企業に属さない個人で働く「フリーランスエンジニア」をご存知かと思います。 昨今では、IT企業で働いていたエンジニアが、フリーランスエンジニアとして働き始めるなんていう話をよく聞くかと思います。 その […]
フリーランスで働くという覚悟
現在、フリーランスのシステムエンジニアとして仕事をしている私の実情をお話し致します。
これから、フリーランスでやっていこうと、お考えの方への参考にして頂けたら幸いです。
また、今学生さんで、システムエンジニアやIT関係に興味のある方にも読んで頂ければと思います。
今回は、私のこれまでの職歴を振り返りつつ、私の仕事事情や内容、どうしてフリーランスになったかなど、リアルな事をお話し致します。
エンジニア案件を見つけたきっかけ
まず、はじめに自己紹介を兼ねて、私のこれまでを振り返り、フリーランスになった経緯などをお話しします。
私は現在、45歳の男性です。
フリーランスのエンジニアとして、仕事をはじめてから丸七年が経ちます。
職場は日本で最もエンジニアの需要が高い、東京都内で行っています。私が社会人になってからは、ほとんど東京都内で仕事をしてきました。
東京都内では、システムエンジニアを必要とする情報処理の仕事がかなりあります。
幸いなことに、フリーランスになってから仕事が途切れたことはありません。
住まいは、東京近県に住んでいます。フリーランスとして仕事をはじめたのは30代後半でした。
それ以前は、主に会社員として仕事をしていました。
これまで三社へ転職をしてきましたが、私のキャリアはすべてIT関連です。業種こそ違えど、これまでほぼシステム関係に携わってきました。
ポジション的には、エンジニアであったり、管理職であったりと技術職だけでなくマネージメント業も経験してきました。
私がフリーランスになったきっかけですが、極々自然な形でこうなってしまいました。
フリーランスになる以前に私は15年勤務した会社を退職しました。
業績悪化による会社都合という形で退職しました。
この会社は、私の仕事関係でお世話になった方が立ち上げた、言わばベンチャー企業でした。ここに私は誘われて三社目として入社しました。
小さい会社でしたが、最盛期には社員、契約社員、アルバイトを含め、80名ほどが在籍するまでになりましたが、メインクライアントからの仕事の打ちきりにより、業績不振に一気に陥ったわけです。
ここでの私の役割は、事業部長兼、社内SEでした。
小さい会社でしたので、何でもやるしかなかったのです。
この会社を退職後、家庭の事情により4ヶ月後休職した後、仕事探しを始めました。
この時の私は、またサラリーマンになるつもりはなんとなくありませんでした。
仕事はすぐにでも始めたかったことと、手っ取り早く仕事を決める為には、自分の一番の売りである技術者としての仕事を探し出しました。
案件は、ネットから見つけだし、仲介エージェントにアポをとり企業側との面談を経て契約となりました。
勢いもあってか、たまたまか、仕事探しを探してわずか2週間で案件が決まりました。
案件を見つけたプロセス的には至って普通の一般的方法かと思います。
案件情報はネット上にゴロゴロ転がっています。
この時、案件の仲介エージェント自体にもできるだけ伺いました。
私が携わった案件の内容
上記でお話ししたフリーランスとして仕事をはじめた時の案件は、実は現在でも続いています。
当初は、短期間での契約でしたがメンテナンスの仕事がそのまま続いたことがあったからです。
私が参画した時には、システムがまだ無い状態で用件定義から仕様設計のタイミング、つまり新規立ち上げ時に関わることができたのがある意味ラッキーでした。
案件内容ですが、保険関連の賠償業務の業務支援アプリケーションの開発です。
Windowsの業務アプリケーションの開発が仕事です。
基本設計などは、クライアント側の担当者が行い、私はアプリケーションの詳細設計と開発を担当するかことになりました。
現在は、開発の他、スケジュール管理やチームマネージメントなども行っています。
クライアント企業は、大手企業で毎日大量のデータの加工や、チェックファイルの生成、帳票出力など保険業務の効率化をすべきアプリケーションの開発を行っています。
今では私の開発した、いくつものアプリケーションはクライアントの業務を行うにはなくてはならないものとなりました。
そういったこともあり、この案件に関しての私のポジションはしっかりと保たれています。
基本的には、現在の私のメインの顧客です。契約はクライアント企業への常駐勤務となっており作業現場へ毎日通っています。
フリーランスのシステムエンジニアと言っても、毎日のサイクルはあまりサラリーマンと変わりません。
案件の環境について
クライアント先にて作業をしています。
環境的には、いわゆる開発部隊のみが在籍しているわけではなく、実務を行っているオフィスフロアに開発チームが在籍している環境です。
開発チームは、わずか8名に対し同フロアに在籍するクライアントの一般作業者が250名ほど在籍している環境です。
我々は、それらの方の正にサポーターという位置付けです。