会社員エンジニアとして働いているとフリーランスエンジニアがとても魅力的に思えてくることがあります。 周りから見ていると、自由に働いてお金も稼いでいるように見えますから当然でしょう。 ですが、フ […]
収入アップを目的とするフリーランスエンジニアに必要な技術力とは
フリーランスエンジニアになることを考えている人は、このまま正社員のエンジニアとして働いていくか、フリーランスとして生きていくか悩んでいることだと思います。
フリーランスだから得られるもの、反対にフリーランスだからこそ厳しくなることなどを考慮した上で、自分自身が決断しなければなりません。
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今の収入をアップさせるためにフリーランスの世界に飛び込むのであれば、フリーランスエンジニアとして生きていくために必要な技術などについて考えていく必要があります。
今回は、フリーランスエンジニアに求められる技術力について解説していきます。
目次
フリーランスエンジニアの報酬は技術力と比例するのか
フリーランスエンジニアとして働いていくということは、案件を自分で選ばなければなりません。案件に対する活躍で決まる報酬が収入になるということです。
したがって、案件をこなす技術が高ければ、比例して報酬も高くなるのではと思うことでしょう。
確かに、ほとんどの場合は、技術を活かして働いた分だけ報酬となって還元されるため、技術力に対して比例して収入も上がっていくといえるでしょう。
しかし、なかには作業数などが多い上に、それに対する単価が低く設定されている案件があります。
反対に作業数自体は少ないですが、1件あたりの単価が高く設定されていることなどもあり、例外も存在します。
そのため、高い技術を用いて多大な時間を掛けてこなすことになる1件の案件や単価が低く、難しい案件を1件こなす間に10件できる案件を行えば、得られる報酬が同じくらいになるといったケースも出てくるでしょう。
自分の時間をどう使うかということを自分で決められるのがフリーランスエンジニアなので、高い技術を効率化に使うなどの対応で自身の収入をアップさせていくことも1つの選択肢です。
つまり、フリーランスエンジニア自身がこなせる仕事の量が収入の上限になっていくので、どうすればその上限が一番高くなるか計算し、考えていくことが重要です。
それに加え、技術の向上と合わせて身につけたスキルをどう活かしていくかが、フリーランスエンジニアの技術の高さと収入を比例させるために必要なことであるといえます。
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フリーランスエンジニアに求められる技術力
フリーランスエンジニアとして働いていくために求められる技術力について考えていきましょう。
プログラミング能力
まずは、エンジニアのツールであるプログラミング能力を磨いていくことは何よりも欠かせません。ここでいう、プログラミング能力とはコーディングのことだけでなく、設計やテスト、バグの修正などが含まれます。
それに加え、エンジニアやプログラマーの世界は非常に技術の進歩や変化が速い分野といえます。
したがって、得意言語を持っていても、新しい活用方法を素早く身につけ、新しい言語などの技術を取り入れていくことがフリーランスエンジニアとしての可能性を広げていく上で重要になってきます。
アイデアをだす能力
エンジニアといっても、ただプログラムを設計し、組んでいくわけではありません。組んだプログラムはシステムや商品として稼働することになります。
そのため、顧客は何を求めているのかということや市場では何が必要とされているのかということを考える視点や力が必要になってきます。もっと簡単に説明すると、アイデアをだせる能力ということになります。
マーケティング能力などの付加価値
フリーランスエンジニアとして活躍していくためには、プログラミング能力に加えて、新しい分野やスキルにチャレンジしていくこと、システムを通じて世界を見るというような力を養っていくことが求められます。
例えば、マーケティングなどの付加価値を持つことで、自身のプログラムが顧客のより高い満足へとつながり、ご自身のフリーランスエンジニアとしての価値の向上につながります。
案件を取る上でも、企業に対する自身のアピールポイントとして活用することができるため、付加価値はフリーランスエンジニアにとって必要な事項であるといえます。
与えられた案件をこなすだけではなく、商品を売るためのよりよい方法を案件の依頼主に提案するなど、プラスαの存在となることで、フリーランスとして相手にもたらす価値も高まっていくでしょう。
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フリーランスエンジニアが技術力を活かすために必要な能力
フリーランスエンジニアが日々新しいことにチャレンジし、磨いた技術を発揮するためには案件を取ることから始まります。技術はあっても仕事がなければ始まりません。
ゆえに、正社員のエンジニアと違ってフリーランスのエンジニアは仕事を獲得するところから始まります。
ここからは、案件を獲得するために必要なスキルを【技術力】【対人スキル】【人間関係】の3つの観点からまとめていきます。
技術力
まず、前述にもある通り、案件を獲得するためには案件をこなすためのスキルを身につけていることが必須です。
相手はプロのエンジニアに問題解決してもらうことに対して報酬を支払うので、問題解決のためのスキルを身につけておくことは前提条件です。
今持っているスキルを伸ばすこと・新しい力を身に着けていくということは変化の速いプログラミング分野で生きていくために欠かせない力です。
また、言語に限らず、フレームワークを扱う能力も磨いていかなければ、フリーランスエンジニアとして案件を獲得することは難しいでしょう。
対人スキル
技術を身につけていく背景で、案件獲得のために自分がその技術を持っているということを伝える力が必要になります。
それは自分の持っている力を相手に売り込む力であり、相手の必要としていることを理解する力などのことを指します。
相手は他人ですので自分の情報を正確に伝え、信頼を得ることで案件獲得につながっていきます。
ただし、今の時代では前述で挙げたフレームワーク然り、言語スキルだけでなく、付加価値を持つことが重要です。
自身の持つ付加価値が相手に対してどのような利益をもたらすのかを伝えることためにも対人スキルは磨いておきましょう。
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人間関係
人間関係は前述の対人スキルとは少し変わってきます。案件が取れて、開発作業が始まると、そこから自身と依頼主の関係性が生まれてくることとなります。
相互に作用する人間関係を活かしていくことで、フリーランスエンジニアとしての活躍の場が広げていくことにつながります。
簡単に説明すると、「次の仕事先を今のクライアントに紹介してもらうことができるかもしれない」ということです。
もちろん、クライアントに限らず、会社員時代のエンジニア仲間やコミュニティで知り合った人に紹介してもらうことも考えられます。
身につけた技術や巡り合った人間関係を大切にしていくことは、取り組んでいる仕事がその場限りではなく、新しい仕事へ結び付けていくために役立つ心構えといえるでしょう。