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エンジニアの副業で単価の相場はいくらなのか
本業のエンジニアの収入だけでは物足りない、副業で収入源を増やそうと考えている人は、副業の単価相場がいくらなのか気になりますよね。
自分にはスキルがあり、仕事も早めに切り上げたいのに、何故か他のプロジェクトへ入れられ、残業がいっこうに減らない。どうせなら自分のスキルを、そのままお金に換えることができれば、どれほど収入増加が見込めるか、そんな思いにかられていることでしょう。
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エンジニアの副業の単価相場を知れば、今の自分が副業を始めたらどれだけの収入増加が見込めるか予想できるようになります。
そこで今回は、エンジニアの副業の単価相場について解説していきます。
目次
エンジニアが副業で得られる単価の相場は?
エンジニアの副業といえば、主にクラウドソーシングが挙げられるでしょう。
クラウドソーシングとは、クライアントがオンライン上に存在している不特定多数の人に対して、作業を発注する仕組みのことです。仕事を受注する人は、仕事を発注するクライアントと条件交渉をして契約する形になります。
クラウドソーシングで受けられる仕事の種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
- ホームページの制作
- ネットビジネス上で発生するプログラムの作成
- インターネットとは無関係のプログラム
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ランディングページの制作
まず、クラウドソーシングから受注できるエンジニアの副業案件には、ランディングページの制作が含まれます。
クラウドソーシングで受けられるランディングページ制作の単価相場は、作業内容によりますが、10,000~100,000円になります。時給に換算すると、1,000円~2,000円となる案件がほとんどでしょう。
ただし、ランディングページ制作といっても、作業がコーディングだけで終わらないパターンが多い傾向があります。
さまざまな仕様書などの提出を求められるケースもあり、単価によっては時給に換算すると500円以下になってしまうケースも多くあります。
前述の単価相場はあくまで目安なので、クラウドソーシングでランディングページ制作の案件を受注する場合は、作業内容をよく確認し、工数に見合った単価が得られるものを選択するようにしましょう。
ネットビジネス上で発生するプログラムの作成
クライアントが用意するデータを自動的に販売サイトへアップロードしたりするプログラムの依頼も行われています。
JavaやPHPなどプログラミング言語などを駆使してバッチファイルを作成して納品するようなケースが多いでしょう。
相場は、一本20,000円~50,000円ですが、ランディングページの制作と同様、漠然とした設計から詳細、さらにはテストに至るまでドキュメントの形で、プログラムとともに納品を求められるケースが多い傾向があります。
そうなると、時給換算では500円以下になってしまうでしょう。
ランディングページ制作と同じく、案件を受注する際に、作業内容をよく確認してから応募しましょう。
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インターネットとは無関係のプログラム
ホームページやネットビジネスに関連するプログラムに比べて頻度は少ないですが、クライアントが抱えているプロジェクトから切り出した形で画像判別処理システムなど、単独のプログラムの作成依頼などがあります。
クライアントによっても異なりますが、20,000円から100,000円が相場となります。
これも気をつけなくてはいけないことがあります。事細かい仕様がはっきりした形で提示されるケースは稀であり、ほとんどがランディングページなどと同様、漠然とした切り出しではじまり、結果は仕様変更の連続です。
時給に換算して100円になってしまったケースもあります。
いずれにせよ、クライアントが漠然とした感覚で発注している場合が多いため、低単価となりやすい傾向があります。
エンジニアの副業で、こういった事象を避けるためにはあらかじめ案件の作業内容を確認しておく必要があります。
エンジニアが副業で相場以上の単価を得るためには
エンジニアが副業で相場以上の単価を得るためには、そのままクライアントのオファーを受けて作業するのではなく以下の3つを行うことが必要です。
- 上流工程の設計に携わる
- 実装時によりよい提案を行う
- 自分の責任範囲を明確にする
上流工程の設計に携わる。
エンジニアが受ける案件はエンドユーザーの気まぐれによって、思わぬところで仕様変更の憂き目に合うことが多々あります。
特に上流の部分からのやり直しでは、ほとんど今まで作業した部分がタダ働きで終わってしまう危険性があります。
そのため、上流工程から設計に携わることで、自分に火の粉が少しでもかからないようにしましょう。
そうすることで、無駄な工数を減らし、作業時間から時給換算をしたときに、ある程度の金額を得られていることに気付けるでしょう。
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実装時によりよい提案を行う。
基本設計、詳細設計が固まり、いざ実装となった場合に、適用する技術が陳腐化したものや、潜在的にバグを秘めているもの、あるいは他のプログラムとの受け渡しで実現不可能になってしまったものなど、実装後に問題が発生することがよくあります。
こういったことを防ぐために、あらかじめ実装時に適用する手段をクライアントに提案する必要があります。
実装後に問題が発生してしまうと、最悪の場合は一から作業をしなければいけなくなるので、自身が得られる単価を減らしてしまう結果に繋がってしまいます。
自分の責任範囲を明確にする。
設計もコーディングによる実装も全て問題なしといった状況でも、クライアントやその先のエンドユーザーに端を発する不具合で、やり直しが発生することがあります。
このような無駄を防ぐためにあらかじめ、自分の作業に関わる責任の範囲をクライアントに提示する必要があります。
そうすることによって、やり直しの部分を自身に押し付けられる心配が減り、無駄な工数を増やさないことに繋がります。
エンジニアの副業では、以上の3つを踏まえ、無駄な作業が少しでも減らすことで、あらかじめ設定された単価から目減りしないようにすることが大切です。
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エンジニアが副業で単価相場以上の案件を受注した際の注意点
エンジニアは、副業で相場以上の単価を得ることもできます。でも、単価が高く、好条件の案件であっても、焦らず冷静に内容を見てみてください。
ここからは、相場以上の単価の案件を獲得した際に注意するべきポイントを解説していきます。
相場以上の単価を得られる原因は大きく分けて3つあります。
- クライアントがエンジニアの作業した案件の相場を知らない
- クライアントが納期逼迫の状態で相場以上の単価で発注
- そのエンジニアでないと解決しない案件
クライアントがエンジニアの作業した案件の相場を知らない
受託した案件が、本来ならもっと低単価で発注されるのに対して、クライアントがその相場を知らないために、相場以上の単価で受けることができる場合があります。
この場合、クライアントは追加発注することが多い傾向があります。
ここで注意することは、最初に受けた単価に遵守して受け続けることです。うっかり何かしらの本音を漏らすことで、クライアントから不評を買う危険性もあります。
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クライアントが納期逼迫の状態で相場以上の単価で発注
クライアントが相場を知っていて、作業人員の確保に苦しみ、やむを得ず単価アップの形で発注している場合があります。
この場合の注意点としては、単価アップに見合う付加価値を伴わない品質で納品した場合、二度とオファーがかからなくなることです。そのため、単価アップ以上の品質で納品することが非常に大切です。
そのエンジニアでないと解決しない案件
クライアントが技術的に行き詰まってしまい、その解決打開に向けて高単価で発注している場合があります。
受注したエンジニアが非常に高いスキルを持ち合わせていて、解決に至った場合、相場よりも高単価での受注が実現できます。ただ、こういったケースは稀なため、継続発注が起きにくいです。
この場合、エンジニアが注意するべきことは、同じような仕事がオファーされることを期待せず、別の作業で提案することです。
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