さまざまな年代のフリーランスエンジニアが存在している中、10代で活躍しているフリーランスエンジニアも少なからず存在しています。ただしどのような能力を身につければ良いのか分からないケースも少なくありません。 […]
phpエンジニアがフリーランスになるのは現実的?
エンジニアとして働いているとふと、「フリーランスになりたい。」こんなが頭に浮かぶタイミングは誰しもあるかと思います。
恐らくエンジニアだけでなく、多くの社会人が一度は思い描いたことがある思いではないでしょうか。
しかし、実際には踏み出せずに終わる人も星の数ほどいます。
ただ、phpエンジニアは他の職業に比べるとはるかにフリーランスとして独立して仕事を獲得しやすい分野の仕事です。
今回はそんなphpエンジニアとしてフリーランスになりたい人のために気になるポイントをまとめてみました。
目次
フリーランスになる前にphpエンジニアのおさらい
今回のテーマはphpエンジニアとしてフリーランスになるというものですが、改めてphpエンジニアについて簡単におさらいしていきましょう。
phpエンジニアとは、phpというプログラミング言語を駆使して開発を行うエンジニアを指します。
皆さんが日頃使っているであろうfacebookも実はphpが基になっている言語を使って作られていますし、日本のサービスでいけばぐるなびはphpを使って作られています。
Webサービスとの相性が非常によく活用シーンは数知れません。
フリーランスphpエンジニアの在宅案件はあるのか?
フリーランスとして働くうえで気になるのが在宅案件があるのかどうかでしょう。
結論としては、phpエンジニアにも在宅案件はあります。
ただし、案件数としては全体数からいくとかなり少ないというのが現状です。
これは開発の仕方が関係をしていて、開発を進めていく中で初めに仕様をガッツリ決めて組み込んでいくというよりは、作業をしていく工程であれこれと試していくのが一般的です。ちなみにこのように試行錯誤を繰り返しながら開発していくことをアジャイル型言語と言います。
ただし、案件があるとすれば自社開発のサービスを運用する案件や数は非常に少ないかもしれませんが、夜間のサービスチェック業務などが考えられます。
どうしても在宅が良ければ、案件がないかそれだけに焦点を絞って探していくことがオススメです。
フリーランスの働き方について
次にフリーランスとして働くうえでphpエンジニアはどのような働き方になるのかを紹介していきます。
まず、php自体は非常に汎用性の高い言語で、本当に使えるシーンが多い言語であるため、少なくとも条件を選ばなければ食べていけなくなるということは考えにくいでしょう。
働き方として主流なのは、案件を受注した後に、開発チームが拠点を構える場所に行って仕事をする際にはその勤務先で仕事をしていくという働き方です。
先ほども紹介したようにアジャイル型の開発がメインのphpはどうしてもその場で担当者レベルで話し合って進めていくという流れにせざるを得ません。
フリーランスphpエンジニアの案件単価や年収
次に気になるのはフリーランスとして働いた場合の収入面でしょう。
働く環境や案件にもよるでしょうが、大方、下記のような目安となります。
未経験 :月20~25万円ほど
半年 :月25~30万円ほど
1年 :月25~40万円ほど
2年 :月40~50万円ほど
3年以上 :月50~60万円ほど
5年以上 :月60~
安定してフリーランスとしてやれてきたなと思う頃には、年収で600~840万円を獲得しているイメージでしょう。
phpの取得からおよそ3年くらいはかかるとみて良いでしょう。
逆に既に長年phpを扱ってきている人は今すぐにでも単価の高い案件に携われる可能性がありますから、これまでは会社で働くことしか考えなかったけど少しフリーランスとして働くことにも興味があるという人は自分のスキルセットでどのくらいの案件をさばくことが出来るのか見てみると良いでしょう。
求められるスキルや経験
また、求められるスキルとしては下記のようなものが挙げられます。
サーバーサイドエンジニアとしての経験
phpの案件の中で圧倒的に多数を占めている案件です。
CakePHP
フレームワークの中で最も多く使われています。
Webサイト制作
最も多く使われているのがWebサイトという理由です。
これらは必須というわけではありませんが、採用する側からすればこの経験があった方が採用しやすいでしょう。
完全未経験では仕事は受けにくいですから簡単なサービスを自身で作ってみることで開発への意欲を示すというのがベストでしょう。
フリーランスphpエンジニアの案件獲得方法
最後にphpエンジニアがフリーランスとして案件を獲得する方法についてまとめます。
基本的には求人サイトを経由して、案件を獲得していくことになりますが、ポイントをいくつかまとめておきました。
実務経験がなければ手あたり次第できることをやる
スキルが無いうちはとにかく仕事を選ばずにどんどん受けていき実績を作ることが大切です。
交渉術は圧倒的な強みになる
phpエンジニアに限った話ではありませんが、一般的にエンジニアは交渉事が苦手だったり、やりたくないという人が多いです。
そんな中、得意とまではいかなくても人並みにキチンと交渉できるだけで差別化できます。
他言語も身に着けると一気に市場価値が上がる
「phpを使ってこれだけの開発実績があります」
「phpは使えますが、その他にもJavaScriptやHTML・CSSを身に着けてこんな開発をしてきました」
もしあなたが担当者を採用する側だったらどちらを採用するでしょうか。
phpをキチンと学ぶことは大切ですが、それだけで満足せずに他の言語も学ぶことであなたの市場価値は一気に上がります。
まとめ
ここまで、
1.フリーランスになる前にphpエンジニアのおさらい
2.フリーランスphpエンジニアの在宅案件はあるのか?
3.フリーランスの働き方について
4.フリーランスphpエンジニアの案件単価や年収
5.求められるスキルや経験
6.フリーランスphpエンジニアの案件獲得方法
と話をしてきました。
まだまだphpエンジニアの重要が尽きることはありませんから、可能性を信じてまずはチャレンジしてみることをおすすめします。
特にこれまで会社員として働いてきた人であれば、思いのほか自分のスキルセットで単価の高い案件を獲得できることにビックリするはずです。
フリーランスとして良い仕事をして継続受注ができれば会社員よりははるかに楽に高い年収を稼げますから夢のある世界です。