SEOの内部対策術を網羅しよう
アフィリエイトやビジネスサイトではアクセス数は大切なものですが、たとえ趣味で作っていたとしても閲覧者は多いほうが楽しいものです。ところが実際には、WEBサイトを作ってみたものの、思ったほど人が来ないと言ったケースは珍しくありません。特に公開して間もない頃は中々にアクセス数は増えない傾向が強いですが、これを乗り切るために大切なのがSEO対策です。
この対策をしているかどうかでは、検索結果の表示などで大きく差が出てくることもあります。今回は、自身で作業しやすい内部対策の方法や注意点などについて紹介していきます。
SEOの内部対策とは?
検索エンジン最適化として知られるSEOですが、特にサイトの文章やタグを変更していくタイプは内部対策と言われます。逆に外部対策と呼ばれる手法もありますが、これは他サイトからリンクを貼ってもらうような方法となりますので、自身では手を付けにくいのが一般的です。外部SEO対策用のリンク販売もあるものの、これはブラックハットと呼ばれる手法となり、ペナルティーの対象になりえるため、注意が欠かせません。
内部SEOでは、リンクを貰ったり買ったりしなくても、自分でサイト内の文章やタグを最適化していくことで成果が生じるため、比較すると作業しやすく且つ安全でもあります。タイトルの付け方や文章内でのキーワードの散りばめ方など、ちょっとしたポイントを押さえるだけでも変化が現れますから、これは取り入れないとライバルサイトの後塵を拝する結果になりかねません。今すぐにでも対策を始められるのが内部SEOの魅力ですから、どのように作業していくのが好ましいのか見ていくことにしましょう。
SEOの内部対策の効果
内部SEO対策を施した場合には、検索エンジンからの信頼性が高くなる結果、アクセス数の増加が期待できます。大きな意味があるのは、検索結果の表示順位の向上です。検索結果の表示順位が例えば10位やランク外だったとしても、内部対策を施すことで上位での掲載が可能になってきます。
検索順位の結果表示は1位になるのがベストですが、TOP3に入れるかどうか、10位以内になれるかどうかでも、アクセス数に大きく違いが生じるので気をつけましょう。まず、基本的に1位のサイトは最も多くのアクセス数を獲得できます。TOP3の場合は、それ以下の順位に対して驚くほど差をつけることができます。つまり、3位に対して4位・5位では明らかにアクセス数が劣るケースは珍しくありません。
10位以内に入れなかった場合、検索結果としては2ページ目以降の表示になるため、これは致命的です。一般的に2ページ目まで目を通すユーザーは極めて稀ですから、どんなキーワードでも2ページ目以降と言う場合には、アクセス数は中々伸びません。
ところで、どのような仕組みでSEOの内部対策を行うと効果が得られるかについてですが、これには検索エンジンがサイトの情報を集めるのに使う、クローラーと言う存在の理解が欠かせません。クローラーは自動で色々なサイトを巡回し、そのタグや文章からデータを集めます。検索エンジンは、そのデータを検索結果の参考にしていくわけです。つまり、SEOの内部対策はクローラーからの信頼を得て、検索結果の表示に有利になるような運営を行っていくことが鍵となります。
SEOの内部対策の施策ポイント・例
内部SEO対策においては、どのような手法が使われるのか、一例を見ていきましょう。
- ページタイトルの最適化
- パンくずリストの設置
- サイトマップの作成
- コンテンツの質と量の向上
上記のような手法を盛り込むのが一般的です。地道な作業となりますが、ポイントを押さえて努力していくと成果に繋がってきますから、日頃から意識してサイト運営を行うようにしましょう。
まず、ページタイトルの最適化は重要です。そのページの内容の重要なキーワードを選び、タイトルに含めるのが鉄板のテクニックとなります。「面白いので見て下さい」と言うタイトルではなく、具体的にページの中身を現すワードを選びましょう。
パンくずリストはトップページから現在のページに至るまでの経路を、リンク形式で表記したものです。「トップページ>ページ1>現在のページ」と言ったようなリンクを見たことがある方は多いと思いますが、これがパンくずリストと呼ばれます。クローラーの巡回を促す効果があるので、忘れず設置していきましょう。
サイトマップの作成もクローラーを呼び込み、サイトを巡回させるために重要です。最初にやるべき対策とも言えるでしょう。現在は無料でサイトマップを作れるオンラインサービスが幾つもあるので、それらを利用するのがおすすめです。一度作って終わりではなく、ページが増える度に作り直すのが効果的です。
コンテンツの質と量に関しては、内部SEOにおいての重要度は高くなっています。まず質については大切で、ページを見に来たユーザーが早期離脱するような場合は改善が必要です。多くのユーザーに最後まで読まれるような内容を目指しましょう。量に関してはページ数、ページ内の文章量共に多いほど有利です。ただし、コピーコンテンツで水増しした場合にはペナルティーが待っているので、これには気をつけて下さい。
SEOの内部対策の成果報酬における重要性
SEOの内部対策を業者に依頼した場合、費用固定の場合よりも成果報酬タイプを選んでいくようにしましょう。費用固定の場合ですと、単に対策を施しただけで報酬を支払う必要が出てきます。この点、サイトにとって重要なのは対策のための作業をしてもらうことではなく、結果を出すことです。費用固定では検索順位が上がらず、逆に下がってしまってもお金がかかるのは納得できないでしょう。よって、結果が出せた場合に支払いが生じる成果報酬の方が、効果的と考えられるはずです。
成果報酬タイプは、あるキーワードの順位が幾つ上昇したかで金額が決まると言うのが一般的な形態となっています。競合相手の多いホットなキーワードほど難易度は高いために価格は上昇しますが、それを差し引いても上位表示のメリットは小さくありません。完全成果報酬の場合は、順位向上に失敗すれば費用は発生しませんから、まずは気軽に試してみるのも良いでしょう。
SEOの内部対策のまとめ
SEOの内部リンク対策について紹介してきました。タイトルにキーワードを盛り込んだり、文章に工夫をすることで成果が出てきますので、今すぐにでもチャレンジしてみましょう。
とは言っても、忙しくて作業の時間が中々確保できない方や、頑張って対策しても上位サイトにどうしても勝てないケースもあるかも知れません。また、自身で努力してみたもののペナルティーに掛かって、検索結果から自サイトが消えてしまっている方もあるでしょう。そのような時にはプロの業者に依頼してみると、適切なサポートも期待できるので、気軽に相談してみると良いでしょう。