プログラマー業界で、長年にわたって高い需要を誇っているPHP。初心者からベテランまで使っているプログラミング言語なのですが、どちらかと言うと「初心者向け」な印象は否めません。脱初心者のPHPエンジニアを目指すなら、フレー […]
過去私が受けたPHPの案件について
Webアプリケーションを開発するうえで、欠かせないプログラミング言語の「PHP」。フリーランスになってからも、バリバリ活躍してくれる、プログラミング言語です。私もよく利用しています。そこで今回は、「私が、PHPを使って、どんな案件を受注したことがあるのか?」を簡単にまとめてみました。
目次
過去に受給したことがあるPHPの案件とは?
案件その1、集客サイト
各種イベントの宣伝をするための、サイト制作のお手伝いをさせていただきました。食イベントや音楽イベントを合わせたような、集客サイトです。そのサイトが完成した後に、そのイベントに参加させてもらいましたが、とてもピースフルでアットホームなイベントでした。「受注してよかったな」と実感できる瞬間です。
案件その2、ハンドメイドを販売する通販サイト
アクセサリーや洋服など、ファッション関係のハンドメイドを販売する、通販サイトの一部を手伝わさせてもらいました。完成した後にホームページを覗いたら、素敵なアイテムがたくさんあったので、たまに利用させてもらっています。
案件その3、既存システムの追加
前述した二つの仕事は、新しいプロジェクトの立ち上げだったのですが、これは、既存システムに機能を追加する仕事でした。チャチャッと追加するだけだったので、短時間で終了。したがって、お小遣いのような報酬でしたが、副業でフリーランスをしているエンジニアが、手軽に報酬を得るには、おすすめの案件だと思います。
エラー解決のデバッグ方法を理解しておこう
前述したように、PHP一つだけでも、いろんな仕事を受注できます。しかし、プログラミングはサクサク作業をこなせるほど、甘くはありません。一番厄介なのは、「エラーの解決方法」です。短時間で解決できることもあるのですが、時間がかかることも多いため、ストレスになることもしばしば。そこで、おすすめなデバッグ方法をまとめてみました。
デバック方法その1、プリントデバッグ
プリントデバッグは、現在の変数を画面に出力させる方法です。関数のvar_dump()を使います。そうすると、変数が出力されて、エラーの確認がしやすくなるのです。一番オーソドックスなデバッグ方法なので、覚えておいて損はありません。
デバッグ方法その2、PHPDBG
これは、PHP5.6移行のシステムを使っている人に、おすすめな方法です。PHP5.6移行には、デバックツールがデフォルトでついています。ステップ実行やブレークポイントなど、いろんな確認ができるので、大変便利です。使いこなせれば、大体のエラーは解消出来るでしょう。
しかし、一つだけデメリットがあります。それは、「ドキュメントが英語しかない」ことです。しかし、翻訳ツールを使えば、滞りなく読めると思うので、特に問題はないと思います。英語が読めないエンジニアは、これを機に勉強してみてはどうでしょうか?エンジニアは、英語ができると受注の幅が広がるので、実は結構大事なんですよ。
デバック方法その3、ログファイルをチェック
ログファイルをチェックして、何かしらのエラーメッセージが出ていれば、エラーチェックのものさしになります。ビルトインサーバーを使っている場合は、PHPが標準搭載されているはずなので、簡単にチェックできるはずです。ちなみに、私はWebサーバーを使っています。この場合は、ログファイルを探さないといけないので、少し手間がかかりますが、チェックできないことはありません。
デバッグ方法その4、ダブルクォーテーションで調べる
エラーメッセージの多くは、英語で表示されます。そのエラーの意味が理解できない場合は、エラーメッセージらしきコードをコピーして、Google検索で調べてください。この時に、必ず「ダブルクォーテーション」をつけましょう。なぜかと言うと、ダブルクォーテーションをつけると、「同じエラーの検索がしやすくなるから」です。
デバック方法その5、デベロッパーツールを使う
FirefoxやGoogleChromeのデベロッパーツールを使えば、フロント側に理由があるときの確認に役立ちます。PHPのエラーなのか?フロント側のエラーなのか?が不透明な時に使っても便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「PHPで受注したことのある仕事内容」と「PHPのエラー確認の方法」を取り上げてみました。フリーランスのエンジニアが高収入を得るためには、いろんなプログラミング言語を扱えないと難しいため、PHPだけで高収入を目指すのは厳しいのが現状です。
しかし、PHPのスキルだけでも、「取り合えず生活する」程度に稼ぐことは、不可能ではありません。PHPのスキルは、プログラミングの基礎のようなものですから、「まずはPHPで独立を!」と思っているエンジニアは、エラーぐらいすんなり解決できるようにしておきましょう。