フリーランスエンジニアになりたいけれど、なるための手順や何を準備したらいいのか分からない。そんな人も多いのではないでしょうか? 今回は、会社員がフリーランスエンジニアになるための方法を解説していきたいと思い […]
フリーランスエンジニアとして働くメリット・デメリット
会社員エンジニアとして働いているとフリーランスエンジニアがとても魅力的に思えてくることがあります。
周りから見ていると、自由に働いてお金も稼いでいるように見えますから当然でしょう。
ですが、フリーランスエンジニアにはメリットだけでなくデメリットも存在していますから、フリーランスエンジニアになる前に知っておくことが重要です。
目次
フリーランスエンジニアとして働く3つのメリット
フリーランスエンジニアとして働く3つのメリットを以下で見てみましょう。
1,働く場所が自由になる
フリーランスエンジニアとして働くメリットとして真っ先に思いつくのがこれです。
会社勤めではありませんから、働く場所に制限はありません。
パソコンが利用できて、インターネット環境が整っていればどこでも仕事をする事ができます。
自宅でもカフェでも好きなところで働けるのは魅力的なメリットでしょう。
通勤が必要ありませんから、通勤ラッシュの満員電車に乗るストレスなども回避できます。
2,仕事の内容を自分で選べる
会社に勤めていると仕事の内容を選ぶことはできません。
一方でフリーランスエンジニアであれば、ある程度は自分の裁量で仕事を選ぶ事ができます。
もちろん生活するためにはお金が必要ですから、中にはあまり乗り気のしない仕事をする事もありますが、どうしても嫌な仕事を断ることができるだけでもストレスは軽減されます。
また、スキルが身に付けば割の良い仕事を選んだり、仕事量そのものを調整することもできます。
少ない仕事量で田舎暮らしを楽しむもよし、ガッツリ仕事をして稼ぎまくるもよしです。
3,人間関係が楽になる
フリーランスエンジニアも完全に人との関わりをなくす事は難しいですが、会社員と比べれば圧倒的に減ります。
特に嫌な上司といった存在がいませんから、仕事におけるストレスはかなり少なくなるでしょう。
フリーランスエンジニアとして働く3つのデメリット
続いて、フリーランスエンジニアとして働く3つのデメリットを以下で見てみましょう。
1,収入が安定しない
フリーランスエンジニアの一番のデメリットは収入の不安定さです。
もちろんスキルがあれば好きなだけ稼ぐことはできますが、必ずしも突出したスキルを持っているわけではありませんから、仕事の取り合いという事にもなります。
常に安定して仕事を得られるとは限らないため、どうしても収入は不安定になってしまうわけです。会社員では仕事が少なくても固定で給料が出ますから、その感覚でフリーランスエンジニアになると金銭面で苦労しがちです。
2,全ての作業と責任を負う
会社員であれば、自分の仕事というのはある程度決まってきます。
エンジニアであれば事務作業などはあまり必要ないでしょう。
ですが、フリーランスエンジニアは全ての作業を自分でやる必要があります。
仕事を獲得するまでの営業や交渉、メインの仕事、事務作業といったものを全てこなしたうえ、それらの責任は全て自分にありますから大変です。
とても有名で勝手に仕事の依頼が来るレベルならともかく、通常はやることが沢山あります。
3,モチベーション管理が大変
会社員は出勤時間になれば無理にでも働くことに気持ちが切り替わります。
しかし、フリーランスエンジニアでは自分で働く時間も決められますから、なかなかスイッチの切り替えが難しいものです。
締切の直前まで作業できないという経験がある人は多いと思いますが、それが常についてまわるイメージです。
なかなか思ったように仕事がはかどらないケースは多いので注意しましょう。
デメリットの解消方法
デメリットの解消方法は以下になります
収入の不安定さの解消方法
フリーランスエンジニアとしての収入の不安定さは、どうしても完全解決はできません。
それでもある程度の対策をしておくことは重要です。
まず根本的に自分のスキルを磨くことが最重要になります。
実力があれば仕事を得やすいため、それだけでも安定した収入に繋がります。
そして、そのうえで納期を守り、丁寧な仕事をすることを徹底します。
フリーランスエンジニアの中には時間にルーズな人も居ますが、そういった人に何度も仕事をお願いしたいでしょうか?
通常は良い仕事をしてくれた人に再度依頼するので、こうした基本的な部分も大切なのです。
また、こうした仕事を安定させる他に重要なのが、病気やケガに備えるという事です。
フリーランスエンジニアは病気やケガが原因で働けなくなると収入が0になります。
会社員であれば生活できなくなる事はありませんが、フリーランスエンジニアは対策しておかなければ生活できなくなります。
フリーランス向けの保険などもありますから、こうした制度を利用して働けなくなった場合なども想定して準備しておくべきでしょう。
全ての作業と責任を負う解消方法
責任についてはどうやっても逃れる事ができませんから、そもそも問題を起こさないように徹底しましょう。
ミスしやすい部分などは、チェックリストなどを作って管理するといった対策は有効でうs。
全ての作業を自分自身で行うという点については改善の余地があります。
フリーランスエンジニアとして働くうえでメールやメッセージアプリを利用したやり取りは非常に多いので、こうしたやり取りの手間を減らすためにテンプレートを用意しておくと良いです。
また、会計などについては会計ソフトなども進歩していますからドンドン自動化していくか、ある程度の稼ぎがあれば外注してしまうのも手です。
とにかく自分でやらなければならない作業を、簡略化したり外部に任せるようにすると、本来やるべき仕事に集中できるようになります。
モチベーション管理の改善
フリーランスで働くのに必須の技術といっても過言ではないモチベーション維持についてです。
どうしても自由に働けるようになると、モチベーションを維持するのが難しくなっていきます。
まず、在宅勤務だとありがちなのが着替えなどを適当に済ませるケースです。
プライベートの時間と仕事の時間の境目が曖昧なので、なかなか仕事スイッチが入らないわけです。
これを解決するには、しっかりと朝ごはんを食べて着替えて仕事部屋へ向かうといったルーティンを、自分なりに設定する必要があります。
また、仕事部屋に余計なものを置かないような工夫や、図書館などが近くにあれば利用するのも手でしょう。
余計なものが目に入らない方が圧倒的に仕事効率は上がります。
この他、仕事を日割りして1日のノルマを自分で設定するといった方法も効果的です。
まとめ
ここまでフリーランスエンジニアとして働くメリットやデメリット、そしてデメリットの解消方法を紹介してきました。
憧れのフリーランスエンジニアになったものの、想像とは違っていたなんてケースは多く、事前にメリットデメリットを知っておくのは非常に重要です。
知ったうえで、それでも良さそうと感じるのであれば、フリーランスエンジニアに向いているでしょう。