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JAVAエンジニアってどんなもの?業界未経験でJAVAエンジニアを目指している方のための経験者体験談

JAVAエンジニアの仕事内容を説明する前に、JAVAについて簡単に説明したいと思います。JAVAはどんな環境でも動かすことができる汎用性の高いプログラミング言語です。ITに少し詳しい方は、C言語、Webで動くHTMLやCSS、JavaScriptなど、JAVA以外のプログラミング言語をご存知の方が多いかと思います。

ですが、それらでシステムを作ったとしても、「パソコンのOSのWindowsでしか動かない」といった決められた環境でしか動作しないシステムになってしまうことがあります。ですが、JAVAであれば、パソコンのOSが何であろうと動かすことができるシステムを作れることができ、それが特徴でもあります。

ITエンジニアの仕事内容

最近ではスマホのアプリケーションを開発のほとんどがJAVAを用いて作られています。そのため、私たちの身近に使われるシステム開発も頻繁に行われています。上記のJAVAの特徴を踏まえて考えるとJAVAエンジニアは様々なシステムが作れるということです。

ここからが仕事内容の説明になりますが、基本的にはプログラミング言語が違っても、ITエンジニアであれば、行う作業にほとんど違いはありません。ですが、ITエンジニアの仕事内容は職種によって異なります。ITエンジニアには「SE」と「プログラマー」という職種があります。

「SE」の場合にはお客様からシステム仕様のヒアリングをして、設計書を作成するのが業務内容となります。そして、「プログラマー」は場合は、SEが作成したシステムの仕様書に沿って、パソコンを使ってプログラミングを行い、正常に動くかの確認作業(デバッグ)を行ったりします。

近年ではSEとプログラマーと区別することが少なくなっているので、SEがヒアリングからデバック作業まで一貫して業務をこなすことが多くなっています。そして、私自身、SEだったので、お客様にヒアリングをして、開発メンバーと共有し、システムが出来上がるまで一貫して作業を行っていました。

ちなみにプロジェクトリーダーの場合、週に1度、進捗と仕様の確認をお客様先に出向き、会社の会議を除けば、ひたすらシステム開発を行っていました。このことから、ほとんどのJAVAエンジニアは「お客様からシステムの仕様を聞きに行く、進捗報告」と「パソコンを使ってシステム開発」して様々なシステムを開発するのが仕事内容になるかと思います。

仕事の環境

社内

JAVAエンジニアとしての仕事環境はやはり、自分が勤めている会社の業務方針によって変わってきます。エンジニアとしての働き方として、主に「自社勤務」と「常駐」といった2つの働き方があります。

自社システムの開発、もしくは案件を自社に持ち帰り開発(受託)されている企業であれば、社内でシステム開発をすることになることがほとんどです。または、「常駐」といってお客様の企業でシステム開発をしに行くといった働きかたになることもあります。

常駐の場合は、勤めている企業から給料が支払われているけど、お客様企業で普段は働く形となります。そのため、働く環境によって、仕事環境は変わってくるということになります。

私が勤めていたIT企業では、自社開発、受託と常駐の両方を取り入れていました。そして、私は数回常駐して、そのあとは自社でシステム開発を行っていました。私の経験からお話すると、仲間同士の仲が深まり時間が経てば仕事がしやすくなるのが「自社開発」、他社の技術を吸収でき、社外で人間関係を構築できるのが「常駐」といったところだと思っています。

自社勤務は当然、同じ会社の同僚同士ですから仲も深まり、決まった仕事のやり方で固定できるので、時間が経てば仕事もスムーズにできるようになるかと思います。そして、何より「自分の勤めている会社で働いている」といった実感が得られるかと思います。

常駐の場合、いってみれば自分たちは他社の人間のわけですから、初めは居心地が悪いこともあるかもしれません。ですが、ほとんどの場合は少し時間が経てば、自社で働いているのと同じ感覚になることがほとんどです。何より、企業で働いているもの同士ですから、ビジネスマナーと事情も考えてくれて、逆に手厚く受け入れてもらえるところがほとんどでした。

そして、大抵はチームごと常駐するか、もともと常駐しているチームの中に組み込まれるので、そんなにアウェイな状態にはならないのがほとんどかと思います。こういった長年常駐の案件を取り入れている企業は、常駐時の問題を考えて対策が取られているかと思うので、特別常駐はキツイということはないかと思います

エンジニアの仕事環境をまとめると、「自社開発、受託」は自社で働くことから、同僚との仲が深められることや仕事を覚えるのが比較的楽であるということです。

また、「常駐」は他社で働くことから人間関係を築きにくいかもしれないですが、他社の技術や仕事のやり方を学ぶことができるので、働き方の幅を広げることができるといったところだと思います。

仕事の感想

ビジネスマン

JAVAエンジニアの経験をして、「論理的な思考力」が身について良かったということと、「自由度の高い働き方ができる可能性がある」と感じました。プログラミングということもあり、論理的に考えて作業を行わなければ、システム的にうまく動作してくれません。

ですので、必死になってプログラミングの勉強をして、経験を積んでいくにつれ、物事をとても深く考えられるようになりました。これはプログラミングだけではなく、様々な場面で論理的に考えられることで物事をうまく運ばせることができるようになり、自分が活躍できるシーンが増えてきたと実感できたということです。

また、JAVA自体の特徴はもちろん、ITの仕事ということもあり、必要とされる能力が身につくのはとても有意義に過ごせたと感じています。JAVAに関しては、プログラミング言語の中で、特に自由度の高い言語なので、案件もたくさん存在します。

そのため、それなりの待遇が良かったり、需要が高いことから転職にも大いに役に立つ能力が身につく職種でもあります。また、職場の雰囲気はITエンジニアと聞くと、どうしても暗いイメージを持たれがちですが、そんなことはありません。

社内外問わず、意外と愉快な方がたくさんいて、礼儀やビジネスマナーがしっかりとされている方がほとんどだったので、JAVAエンジニアになった当時は安心したのを覚えています。

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