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PHPエンジニアは自宅で働ける?それとも駐在?

在宅で働けるフリーランスエンジニアって、憧れますよね?生活スタイルの自由のがきくので、地方を転々と渡り歩きながら、働くこともできちゃいます。しかし、それはスキルの高いエンジニアだからこそできることです。果たして、PHPのフリーランスは、そこまで自由に働けるものなのでしょうか?

PHPの在宅案件は確かにある

結論から言うと、PHPの在宅案件はちゃんとあります。PHPは初心者向けのプログラミング言語ということもあり、案件は簡単なものが多く、報酬は少なめです。しかし、高いPHPスキルを持っていれば、難しい案件にチャレンジすることはできます。その場合は、高額報酬ですから、PHPのスキルだけで生活していくことは不可能ではありません。

だけど在宅案件の数は少ない

PHPの在宅案件は確かにあるのですが、その代わり、数はかなり少ないです。他のプログラミング言語を使った在宅案件に比べると、もしかしたら一番少ないかもしれません(あくまでも私の主観ですが)。

在宅案件が少ない理由は「コミュニケーションが取りにくいから」

近年のPHPの需要は、Webアプリケーションの開発がほとんどです。高スペックのWebアプリケーションを開発する時は、密なコミュニケーションをとりながら何度もブラッシュアップしなければなりません。そのやり取りは、在宅案件では難しいのです。

したがって、高額報酬のWebアプリケーションの仕事は、「エンジニア」「企画開発者」「マネージャー」などが顔合わせられる「企業の中」で進めるのが定番となっています。

数少ないPHPの在宅案件を見つけるには?

パソコンと女性

前述したように、存在はするものの、数が少ないPHPの在宅案件。受注するためには、どうしたらよいのでしょうか?

受注方法その1、知り合いに打診する

フリーランスのエンジニアは、ほとんどが会社員経験者だと思います。会社員時代にクライアントの知り合いができたなら、直接打診してみましょう。ただ、これは「かつてお世話になっていた会社のクライアントに、横入りする形」ですから、不義理になる恐れがあります。そのため、慎重に動くようにしましょう。

受注方法その2、クラウドサービスを使う

クラウドサービスを使うメリットは、「コンサルタントがついてくれる」ことです。コンサルタントは、フリーランスエンジニアが、どんな仕事を求めているのか聞いてくれます。その結果、その内容に合った仕事を紹介してくれるのです。クラウドサービスで用意している仕事でも、在宅仕事は少な目なのですが、自力で探すのに比べると、ありつける可能性は高まります。

また、高額案件を優先的に紹介してくれるメリットも大きいです。自力で案件を探す場合、自分で値段交渉もしなければなりません。だけど、仕事に困っていると、低い報酬で受注してしまいがちです。クラウドサービスを使えば、コンサルタントが報酬のやり取りもしてくれているため、収入が安定してきます。

「常駐」という考え方

先ほど紹介したように、在宅でできるPHPの案件は、少ないのが実情です。それでは一体、どんな案件が多いのか?それは、「常駐仕事」です。常駐とは、会社に勤める働き方です。しかし、正社員ではなく、あくまでもフリーランスなのです。

常駐で働くことのメリットとは?

会社

締め切りに追われない

厳密に言うと、企業が受け持っているプロジェクトにも、締め切りはあります。しかし、在宅の仕事ほど、シビアではありません。常駐は複数の仲間と仕事をするので分担できますから、締め切りにはほぼほぼ間に合うのです。

収入が安定する

先ほども記したように、クラウドサービスを通じて常駐の仕事を紹介してもらうと、収入が安定してきます。フリーランスの場合は、プロジェクトの単価で働くため、月給制ではありません。一本あたりの単価は内容によって異なるので、一概には言えませんが、50万円から80万円が相場です。場合によっては、90万円から100万円オーバーの場合もあります。それが、一か月~数ヶ月ほどで入ってくる可能性があるのです。

常駐で働くことのデメリットとは?

ほぼ社員と同じ稼働率

自宅で好きなように働けるフリーランスと違って、常駐のフリーランスは、社員で働いているエンジニアとほぼ同じ稼働率になります。そのため、自由度はあまりありません。

仲間になれるかどうか不安

フリーランスとして職場に入っていくわけですから、そこで働いている正社員の仲間入りをしなければなりません。人見知りの人は、ここが最初の難関です。これを、常駐先が変わるたびにやらなければいけませんから、ストレスになるフリーランスもいます。その結果、正社員のエンジニアに戻ってしまう人もいるのです。こういう時に、「外国人のアグレッシブっさっていいなあ」と思いますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?これが、フリーランスで働いているPHPエンジニアの実態です。したがって、自宅で自由に働くのは「できたらラッキー」ぐらいに思った方がいいかもしれません。

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