フリーランスエンジニアといえば、Webサービスやアプリを作るイメージが強いですよね?もちろん、そのイメージは間違っていません。しかし、他にも面白い仕事があるのです。今回は、その中の一つ「プログラミング講師」を紹介します。
Webエンジニアの副業事情についてみてみよう!
会社の仕事に新鮮味を感じられなくなると意欲も減退していくもの。
また給料も増えないとなると将来このままで良いのかと悲嘆したくなるのは当たり前のことなのかもしれません。
そんなときに目を向けたいのが副業です。
今回はWebエンジニアの副業が実際にどういったものなのかをみていきましょう。
目次
Webエンジニアは副業で稼ぐことができる
副業というと片手間にやる仕事なので報酬額も低いと思われるかもしれません。
確かにそうした副業も存在するのですが、エンジニアの場合はなかなか見過ごせない収入源となります。
専門的な技術を生かした仕事内容となるので副業にも関わらず単価は高めなのです。
またエンジニアの中でも特にWebエンジニアは副業に向いているといえるかもしれません。
Webエンジニアの案件の対象は大規模なシステムや一大プロジェクトというよりは小規模なものが一般的です。
そして小規模な案件は短期間で済ますことができるため、副業としても十分にこなしていけます。
Webはすっかり社会的なインフラの一部となったので需要の高い分野です。
どの企業も自社のサイトは欲しいものですし、自社の製品を販売するシステムを欲しいところも多いもの。
通販システムのほかにも予約システムや投稿フォームなど、必要とされる機能はたくさんあります。
現状を振り返ってみてもWebエンジニアの需要の高さが分かるものです。
案件を受ける以外にも自分でサービスを作りそれを運営することで収入を得ることもできます。
この場合は技術力の他にセンスや行動力も問われることになりますが、成功すれば大きな収入源となるでしょう。
自分の手で、自分のやり方でお金を稼ぐ方法はアイデアの数だけあるのです。
Webエンジニアはその需要や注目度から考えると副業で稼ぎやすい立場にあります。
本業とは別の収入源を確保しておくと万が一の時にも安心なので副業を始める価値は十分にあるといえるでしょう。
Webエンジニアが副業で稼ぐ方法
◆Webサイトの制作案件
Webエンジニアの代表的な案件といえばWebサイトの構築です。
最も基本的な仕事の形ともいえるでしょう。
簡単なものであれば短時間で構築することができるので良い収入源になるはずです。
案件の獲得方法は色々とあります。
まずはコネを使った知人や友人による紹介。
確実に仕事を得ることができますし、信頼できる相手だったら何のトラブルも起きずにこなしていくことができるでしょう。
次に試してみたいのがエージェントサービスの利用。
エージェントサービスは自分のスキルを登録するとそれに合致した条件の案件を探してくれるというサービスです。
仕事を自分で探さなくても良いので登録だけしてみるのも良いかもしれません。
提案された候補の中からやってみたい案件に応募し、採用されれば仕事が始まります。
◆アフィリエイトによる報酬
Webでお金を稼ぐ方法としてメジャーなのがアフィリエイト用のサイトを作成し報酬を得るというもの。
サイト内のリンクから商品を購入してもらったりサービスに入会してもらうことで収入を得る形です。
形式は様々で、直接商品を宣伝するサイトもあれば様々なコンテンツを掲載してアクセス数を稼ぐタイプのサイトもあります。
◆独自開発のサービスを売却
これは稀な話ではありますが、自分で開発したサービスをしばらく運営し企業に売却するという方法もあります。
よほど注目を集めるサービスでなければ収入に繋がることは難しいものですが、実際にこの方法で巨額の報酬を得ているエンジニアは存在するのです。
最初はお金のためというよりは自分の使いたいサービスを作るぐらいの気持ちで開発を始めてみると良いかもしれません。
Webエンジニアが副業をすることのメリット
◆単純に収入が増える
副業をするメリットとして最も分かりやすいのが収入の増加です。
上手くいけば副業だけでもかなりの収入になるので自由に使えるお金が増えます。
本業の収入だけでは生活が苦しくても副業とあわせれば余裕のある生活ができるようになるでしょう。
お金はやはりあればあるだけ良いものです。
何にも使わず貯金するだけでもその額面を見て安心感を得る事ができます。
実際に万が一本業が上手く行かなくなったとしても、十分に貯金してあれば当面は大丈夫です。
◆副業をメインにする道も見えてくる
副業は自分で仕事を選ぶことができます。
興味の無い案件や嫌な雰囲気の仕事をする必要は一切ありません。
基本的には自由な環境であり、仕事を選ぶのは自分なのです。
対して本業にはそのような自由はありません。
嫌な事でも我慢してやらなければ会社が回らないものです。
こうした状況になると、副業をメインとしてお金を稼いでいくという道も見えてきます。
それはいわゆるフリーランサーとして仕事をこなしていく生き方で、会社に所属するよりもよっぽど自由に行動することができるでしょう。
副業を始めることはそんなフリーランサーになるための第一歩と考えることもできます。
◆個人のポートフォリオになる
Webエンジニアに関わらずエンジニアの世界では開発実績が重視されます。
確かに会社に所属していても開発実績はつきますが、個人の能力を測る上でより参考になるものは個人でこなした仕事といえるでしょう。
すなわち副業としてこなした仕事が目に見える個人としての開発実績になるのです。
これはフリーランスになる際にも転職活動をする際にも、クライアントや採用側からみて分かりやすい判断材料になります。
副業をこなしていくことは実績を豊かにすることでもあるのです。
Webエンジニアが副業をする際の注意点
◆会社の副業に関する規則
本業をもちながら副業として仕事をする場合、会社の規則に準じる必要があります。
もし違反した場合は罰則を科されてしまい、最悪の場合は解雇されてもおかしくありません。
副業を始める前にきちんとこの辺りを確認しておきましょう。
ただ2016年に厚生労働省は一般企業のモデルとなる「モデル就業規則」から副業について原則容認するようになりました。
かつて副業を認める企業は一般的ではなかったわけですが、これからは政府に従って副業が容認される流れとなるでしょう。
◆確定申告が必要
副業で収入を得るということは言い方をかえれば所得が増えるということ。
そして所得には所得税がかかります。
さらに所得を元にして社会保険料から住民税まで色んなものが計算されていくのです。
所得金額は確定申告によって役所に伝えられます。
これまで確定申告をしたことがない方でも実は企業を通して確定申告されているのです。
万が一確定申告を忘れると重い延滞税がかかってしまい余計な出費を強いられるので忘れないようにしておきましょう。
また副業による収入は銀行口座のお金の流れから簡単に分かってしまうので、正直に申告するべきです。
◆本業に支障のない範囲の案件を受けよう
副業はあくまで副業であり、本業に支障が出てしまうと本末転倒です。
安定して本業並みの収入を得ようとするには時間がかかりますし、最初は自分が確実に処理できる仕事量にしておきましょう。
順調にこなせることが分かってから仕事量を調節していけば良い形で安定して副業を続けることができるはずです。
フリーランスを目指しているとしても、まずは簡単なものから少しずつこなしていくことをおすすめします。