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WEBサイトの改修ポイントと実例を紹介!成功させるためのリニューアル

WEB改修をしようと考えた場合、大きく分けるとシステム面の改修とサイトなどの改修に分かれます。

一概にWEB改修はサイト改修だけとは限らず、WEBの運用をより効率化することで作業時間を短縮したり、企業にとって重要なマーケティング活動に活かしたりすることが可能になります。

わたしたちの場合は、サイトを中心として必要であればシステム面の改修やアドバイスも含めWEB改修を行ってきました。最近ではMAツールやチャットボットなど社内システムとの連携が必要なことも多いため、幅広くお客様にご満足いただけるような体制を構築しております。

ただシステム面については、莫大なコストや時間がかかりやすく、社内体制などもしっかりと把握したうえでお話しなければいけないため、今回はサイトの改修を中心として、結果を出すためのWeb改修についてお伝えしていきます。

こんなWEB改修には要注意!失敗しないために

失敗するWEB改修において多くあることは、「なんとなく」を無くすことが一番最初にスタートすることです。

  • なんとなく、デザインが悪い気がするからリニューアル
  • なんとなく、ページに機能が足らないから修正追加依頼
  • なんとなく、

WEB改修には、この「なんとなく」が必ず付いて回ります。

その結果、なんとなく業者選定を行い、なんとなくリニューアルをして、あまり目指していた結果がでないと嘆く、お客様も多くいます。

WEB改修において、何が必要なのかは、そのお客様毎で大きく異なります。それがしっかりとサイトの運用経験があり、いままで数十・数百とサイトの運用を行ってきた会社や担当者であれば、具体的に何が悪いという指摘ができます。

しかし多くの場合は、このなんとなくWeb改修をヒアリングし、予算をもとにただリニューアルをするだけという営業会社も多くいます。

一番簡単なことは、お客様の悩みや不安をそのまま受け入れることだからです。

それでは、WEB改修において、結果・改善ができる成功するリニューアルとはどのようなものが必要なのでしょうか?

よく言われる成功するためのWEB改修

WEB改修において、一般的に必要なものは、

  • コンセプト
  • 要件定義
  • 効果の検証・測定

といわれています。しかしそれは、しっかりとしたマーケティング担当やWEB担当がいることが前提で、さらにWEBに対する深い知識があるかただからこそできるWEB改修においていえることだと感じています。

中途半端であったり、感覚的なコンセプト設計や、要件において工数が見えていない要件定義というのは、現場の混乱につながるとさえ思ってしまいます。

コンセプトを立案するのであれば、しっかりとそのコンセプトに合わせたサービス面の改善や、その他媒体資料など付随されるものまで改善されなければ意味がありません。そしてそれができるからこそ、コンセプトというのが出来上がるのかと思います。

また要件定義においては、取捨選択が何よりも重要になります。やりたいことをやろうと思えば、数億の予算だって見積もることができてしまうのが、WEBの怖いところです。

なので、私たちがWEB改修を請け負う場合は、もっと簡単に、

  1. 目的
  2. 目標
  3. ゴール

この3つさえしっかりとしていれば、WEB改修は成功できると考えています。

WEB改修について、まずはゴールを決めましょう。

しかし予算を出せば、Webで目指す結果が得られるとは限りません。まして、中小零細企業こそWeb改修を頻繁に行う可能性が高くあります。

なぜなら、社長や代表の多くは一つの軸はありながら、さまざまなことを衝動的または感覚的に変更をかけることが多くあります。そして中小企業においては、その意見が直接Webや施策に反映することが多くあるからです。

そのため社内でWeb改修プロジェクトの責任者などをしていると、なぜこのタイミングで仕様変更が上から降りてくるんだろうという悩みやいら立ちがあるということも多く聞かれます。

本来Web改修を請け負う会社としては、その途中変更を避けたい部分です。しかしこれも冒頭でお伝えした「Web改修を行うゴールの明確化」をすることでさけることができます。

ゴールが明確化されれば、そこへの施策として必要なことが洗い出すことができ、そこへのステップや優先度も明確化することができるからです。

WEB改修のゴールを導き出すために必要なこと。

それでは具体的にゴールを作り出すために、ヒアリング・考えなければいけないことをお伝えしていきます。

WEB改修におけるゴールと目的・目標の違い

意外に「ゴール」と「目的」「目標」が一食単になっている人も多いため、注意が必要です。

具体的なWEB改修における3つの違いを例に合わせてみていきましょう。

例:とある会社のWEB改修

サイトも5年たち、見栄えも古くなってきた。そしていまやWebの時代と聞くから問い合わせを増やしたい。

現状はリスティング広告とSEOを中心にWebマーケティングを行っている。

こういったお問い合わせは多くいただきます。しかしここには要素が二つあります。

それは「デザイン面」と「問い合わせを増やしたい」というここです。

その2つにおいては、ゴール設定が全く異なってきます。

デザイン面は、好みや感覚値に近いものが多く、その「古い」ということがいいのか悪いのか?という判断基準が誰のものなのかが全く見えない状態です。最近では、デザイン性の高いサイトが増えてきています。しかし多くのお客様を見ていると、それが必ずしもお問い合わせにつながるかと言われるとそうではありません。

特にBtoBと言われる業界や、目的がはっきりとしている業界においては、デザイン面よりも、得られる結果や探しているものを早く見つけたいというニーズが高くなります。そうなった場合、あまりにデザイン面に凝りすぎ、わかりづらいサイトよりも、クラシックでどこに何があるのかがすぐ感覚的にわかることのほうが重要な場合も多くあります。

そのため、WEB改修をしようと考えた場合にすぐにデザイン面から手を出すのには注意が必要です。

もう一つの「問い合わせを増やしたい」という部分については、明確なゴール設定が可能です。それは、競合他社や実際Webで検索をされているユーザーから逆算していくことである程度結果を想定することが可能になるからです。

それではこのご要望に合わせた改修における「目標」「目的」「ゴール」を考えていきます。

「目的」1、デザインを新しいものにしたい。

2、問い合わせを増やしたい。

「目標」1、デザインを〇〇のようなサイトにする。

2、SEOにおいて〇位にする。リスティングにおいてCPAを〇〇円にする。

「施策」1、要素として組み合わせ、過不足を確認する。

2、コンテンツを〇ページ用意する。LPや運用について見直す

「ゴール」1、〇月〇日にリリースする。

2、月間問合せ件数を〇件にする

このようにあいまいな目的という言葉を、具体的に落とし込んで、とるべき施策を明確化していきます。そして一度設定したゴールに対してぶれることがないように、最初の目的についても下記のような項目から優先度を決めていきます。

ゴール設定をするための目的の精査

先ほど目的が異なれば、最終的なゴールというのはまったく異なることが分かっていただけたと思います。しかしその目的を精査することが難しいということも多く聞かれます。どうしてもせっかくなら〇〇したい。という気持ちが出てきてしまいます。

その時に私たちがお伝えする内容は、

  • WEB改修後の運用について考える。
  • 予算について考える。
  • 競合他社を比較する。
  • 非競合他社を比較する。
  • 業者を比較する。

ということです。

最重要:WEB改修後の運用について考える。

Webの改修というのは、初めてのサイト制作と異なり、課題があるからこそ行うことです。

そして課題を解決するということは、通常ただ納品しただけでは終わらないことが多くあります。

例えばデザイン面を今回の目的として設定した場合などもゴールである〇〇日までにリリースしたとしても、社内でそれを活用してサイトを運用していかなければいけません。そして実際に運用段階に入ると

入れたい文章を入れたら、文字量的に崩れた

下層ページなど以前あったページとのデザインが合わず別サイトに見える

など新たな課題が生まれてきます。そういったものを社内で修正できるような担当がいるのかどうか、または頼むことができるのかどうかといったことが重要になります。

集客面においてはなおさらのこと、Webマーケティング・集客手法というのは常に進化し続けています。そして以外に実作業に関わることも多く、社内で運用をした場合には、ライター・デザイナー・コーダーそしてエンジニア・ディレクターと一つの仕事においてもさまざまな職種が関わってきます。

そしていまインターネット業界は人材不足です。どの職種においても一定レベルの人を固定で雇おうと考えたら年収で450万程度は最低でもかかると考える必要がでてきます。

このWeb改修後の運用を考えない、制作だけのWeb制作会社・口だけのWebコンサル

・予算ありきのWebマーケティング会社が多くいるから、作って放置され、またリニューアルというサイトが多くなっています。

Web改修で、1千万近くかけたけど、まったく意味がなかったという老舗企業はよく聞く話です。まずはWeb改修後の運用体制について考えて、目的の精査を行いましょう。

予算について考える。

いまサイトの制作や社内システムにおいても「無料」「格安」という言葉が増えています。そのためWeb業界=安いというような間違った認識も起き始めています。しかしWeb改修をするにあたって、そういった「安い」などを売りにしている会社は、任せずらいかと考えています。

なぜなら、改修は課題を解決するという目的をもって、目標を作成し、ゴールまで進む。

つまりWebにおいては、

  • ディレクション力
  • 発想力
  • 経験数
  • 組み合わせる力
  • 構築技術

が重要になってきます。ビジネスにおいて「安く」するためには、2つの方法しかありません。

  • 原価を安くする
  • 考えない

のどちらかです。なぜテンプレートで作れるサイトが無料でできるのか?それは考えなくていいからです。一番お金がかかるのは、お客様のWeb改修を成功させるために必要なことを考えて、実施するための工程表を作成し、実現する。この「相手を知り、考える時間」が何よりも重要になります。

そして海外の人材を使っているため「安い」という売りの会社もありますが、言語や環境が異なれば、勿論求められるものは異なります。そしてWebに詳しい人であれば中身をみて、なぜこのように構築したのだろうと悩むということもあり、その後の運用面で再度組みなおす例なども多く見られます。

また予算については、さきほどの運用後にかかるコストも含めて考えるべきです。サイトは作っただけ、改修しただけではうまくまわらないことは先ほどお伝えした通りです。

大体相場としてのWeb改修費用は下記のようなものかと思われます。

競合他社を比較して優先度を決める。

競合他社を比較することで、Webにおける戦略作成が可能になります。それは商圏でのポジショニングやブランディングともかかわってきますが、どのような位置で仕事をしたいのかということです。

例えば、高価格帯・高品質を売りにしたサービスが、安いデザインであったりする場合はユーザーとのミスマッチが見られます。その時は、デザイン面を改修して、まずはユーザーとマッチすることが重要になります。

しかし競合他社と比較した場合に、そこまで差異が感じられない場合は集客を優先したり、特定のページだけを改修すること結果が得られることが多くあります。

非競合他社を比較して決める。

私がお勧めするのは、非競合他社と比較することです。

いまだに私たちは、〇〇業界だからという声は多く聞かれます。しかし実際Webにおいては、商圏は日本全国・そして世界につながっていきます。私たちのWeb業界がさまざまな不動産やリフォーム、そして医療系とさまざまな業界に乗り出して成功していく人が多いのは、そういった垣根を感じていないからです。

同じWebとしていいことを真似て、いち早く地域の中で導入することがWebを中心に成功させる方法と言えます。

それは相手にしているのは、お客様であり、人です。それは全業種共通であり、必要なものを必要なように届ける。そのために必要なのがWebだからです。

特にホスピタリティを大切にする業種や、人間の三大欲求系のサイトは私も注目をしています。それは、エステ・医療業界や、食、性、睡眠です。エステ業界・医療業界はどの業界よりも早くWebマーケティングの最新を取り入れている可能性が高く、機能面で優秀なことが多いからです。

そして食・性・睡眠については、あまりデザイン面で高品質を感じたことはありませんが、しっかりとユーザーに届ける、ユーザーが必要となる情報を的確に出していることが多く、参考になることが多いからです。

こういった、異業種をチェックすることで、自分たちの業界が足りないことを入れるというWeb改修は有効な可能性が高くなってきます。

業者を比較する。

これはWeb改修を誰に依頼するかということです。Web改修をしようと考えた場合に、自分で行う場合と、Web制作会社・マーケティング会社などに依頼する場合があります。

自分で行う場合は、予算面がある程度押させることができ、そして自分の好きなように改修をすることができます。しかしその分、時間というコストを取られるようになるため、その分をしっかりと考えて取り組まなければいけません。

また業者を使う場合は、その力を把握しなければいけません。しかし実際、その実力があるのかを把握するには、Webの知識などが必要になる場合も多くあります。実際わたしには、業者選定をお願いされるという場合もあります。

ただそれでも、うまい営業の人だったりすると、実際会社としての力は見極めることが難しいといことさえあり、力を把握することというのは難しかったりもします。

しかし共通して言えることは、経験値・体験値があるかないかは重要なことと言えます。

○○を導入するといいですよ。××デザインを導入するとかっこよくなります。

これだけ言うことは、実際に簡単で、ただそこの○○や××をどのように生かすことで、結果が得られるのかということを明確に話せる人は、いい制作会社・マーケティング会社だと私は感じています。

また数十~数百サイトを調査して、新たな発見やアドバイスができる業者もいい会社だと感じています。何かに縛られて、それだけを押しうるよりも、さまざまなものの長所を活かすことで最善の効果をうむことができるからです。

Web改修の実例

BtoBからBtoCに戦略を切り替えるためのWEB改修事例

最近では、BtoBを中心としていた下請けの会社などがBtoCに乗り出したいということでWebを活用する事例が増えています。

しかしBtoBとBtoCでは、見せるべきポイントが全く異なります。

BtoBについては、品質はさることながら何よりも予算ということが重要になります。

BtoCについては、品質を大切にしながら予算を出したいと思わせる作りが重要になります。

その違いを理解せずに、BtoBのサイトをそのままリニューアルしてしまうことがあります。結果BtoBからの受注は、月数件あったものが激減してしまいご相談をいただきました。

まずそのWeb改修においては、依然持っていたサイトを復活させ、一度離れてしまっていたお客様にはメールなどを使い、再度戻ったことを伝えるためにキャンペーンなどの情報をお送りします。

そして十数年という歴史を大切にしながら、いまサイト内に足りないコンテンツを洗い出し、見た目は変えずに、必要な要素を追加していきました。

そしてBtoCについては、別サイトを立ち上げました。そしてコンテンツについては、BtoBで培ったプロが選ぶ品質の高さや、より細かなカスタマイズができることや使用用途などBtoBであれば知っているから要らなかったコンテンツを入れるように施策していきました。

その結果、BtoBサイトにおいては、1年間の運用後約2倍のCVを獲得できるようになり、BtoCにおいては、広告などは一切使わずにSEOだけで30000セッション以上集まるようなWEB改修がすることができました。

CVを増やしたいからWeb改修事例

医院を開業して、広告費が高い。CVを増やしたいからWeb改修をしたいというご要望をいただきました。

医療業界は広告費・システム費が高い業界として私たちのなかでは有名ですが、戦略がかなり曖昧なことが多く、お金をだして集めることが習慣化されていると感じます。

特に数院持つようなクリニックだと、ある程度お金で集めることができてしまうからこそ、小さなポイントを見落としがちになります。

初回デザイン面やUX面などのご相談をいただきましたが、いまはその広告による知名度が高くWebでのCV率は業界内でも高い数値になっていました。そのためデザイン面における修正は必要ないと判断をし、もっと広告ではなくサイトを中心に置いた集客手段をおこないます。

その結果地域などユーザーが選ぶ動機に近いところでしっかりとSEOにおける上位表示をおこなために必要なコーディング面の修正・コンテンツの修正を行うことを優先したところ、わずか半年で過去最高の来院数を獲得することが可能になりました。

そしてその後、デザイン面の修正や、社内での売りとなるポイントをユーザーのキーワードから吸い上げることで新たな事業ブランディングを行っています。

人材を集めるためのWEB改修

最近ではどの業界も「人材不足」が言われています。

しかし実際は、求人サイトの出稿がメインで、それ以外の施策と言われると行えていないところが多くあるのではないでしょうか。

そこでなんとか人を集められるようなWEB改修をすることはできないかというWEB改修のご相談をいただきました。

いままで成果報酬で1人あたり30万円程度・固定費で5万円程度媒体に払っていた分をWEB改修費と考え、戦略立案をしました。

まずWEBにおいては、テクニックより人をあつめることができる媒体というのは多く存在しています。そのため、有料媒体ではなく無料掲載媒体を使い、運用代行を行い、一人当たり面接単価1万円という施策を行いました。

結果、一カ月あたり10名以上の応募を得ることができ、ここで予算を押さえることができました。

そしてその抑えた予算をもとに、求人用のオウンドメディア制作を行いました。オウンドメディアは通常、集客用として活用されることが多いですが、採用としても有効な手段の一つです。

なぜなら全国的に最低賃金が高くなっており、いいサービスをぎりぎりで提供している企業ではそこまで時給の違い・給与の違いは出づらくなっています。

そこで重要なのは、この会社がどのような会社でどのようなスタッフが働いていて、自分のキャリアをどのように描けるのかをしっかりと伝えられることです。

その時にオウンドメディアは、記事の更新性をしやすく、ブランディングもしやすいため、有効な手段になるのです。

オウンドメディア開始から、毎月10記事以上記事を挿入し約半年後、毎月このさいとからも5名以上の応募がくるようになり、広告費0円で活用することができるようになりました。

また求人サイトからくる応募者よりも採用率が高く、会社を理解してから行きたいという応募者が多いため、定着率も高い傾向が認められました。

 

WEB改修をする前にご相談してみませんか?

 

今回は、WEB改修を行うにあたって必要なこと・そして実際の実例をご紹介してきました。わたしたちのお客様の多くは、いままで他の会社に任せていただけど、なんとなくうまくいかないという方から多くご相談をいただきます。

そして同業界の中では、困ったときのWEB何でも屋といわれることが多くあります。

WEB改修においては、すべての知識や、経験を総動員してゴールにむけて進む必要があります。そういったときに、何でも屋でなければ組み合わせることで効率化しなければお客様から頂く予算を効率化することができません。

いまWEB改修にお悩み・お困りのかたはぜひご相談ください。

まずは一人のディレクターが責任をもって、お客様にとって必要なことを洗い出し、優先度設定などの戦略設計を無料で行わせていただきます。

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