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フリーランスエンジニアに資格は必要?オススメの資格5選

プログラミング

 

フリーランスエンジニアにとって自身の能力を証明する材料となるのが「資格」です。

でも、初めて資格取得について考えてみたという人にとってはそもそもエンジニアに資格が必要なのか、必要だったとしてどんな資格が有利なのか分からない所も多い事でしょう。

 

そこで今回は、フリーランスエンジニアが資格を取得する事のメリット・デメリットや、その中でも特にオススメの資格5選をご紹介していきます。

 

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フリーランスエンジニアが資格を取得するメリット

フリーランスエンジニアが資格を持っているメリットは、自分のスキルを他人に分かりやすく伝えられるという一点に尽きます。

 

コンペティションなどで多数のエンジニアと一つの案件を取り合うようなケースや、フリーランスからどこかの企業への就職を考える場合などは、選考担当者に対する良いアピールになります。

 

また、名刺や自社サイトに自分が取得している資格を記載しておけば、クライアントがその人に依頼してくれる可能性もある程度高まるでしょう。

 

フリーランスエンジニアが資格を取得するデメリット

目覚まし

フリーランスエンジニアが資格を取得するデメリットは、勉強時間が無駄になることが多いということです。

エンジニアの仕事に資格が無ければできないという案件はほとんど無く、よほど専門性の高い案件で無い限りは資格を持たない人が関われないような仕事もほぼありません。

 

ある案件では資格を有する事が応募の絶対条件となっていても、全く同じ内容の別のクライアントの案件では資格無しでも仕事ができるなんてケースもあります。

また、エンジニアの資格は医師免許や運転免許などのように、その人に物事を任せるに足る人物である事を証明する物でもありません。

 

フリーランスエンジニアが最終的に評価されるのは、その人が持つ実際の能力・経験です。

資格を持っているからといって絶対にフリーランスで成功できるという訳では無いため、資格はあくまでも自分のスキルを他人に理解してもらう材料の一つと捉えておくのが良いでしょう。

 

フリーランスエンジニアにオススメの資格5選

フリーランスエンジニアに資格は必須じゃ無いとは言っても、やはり安定して仕事を得るためには幾つかの資格を持っていた方が有利です。

かといって複数の資格をあれこれと沢山取得するのも大変なので、ここではフリーランスエンジニアに特にオススメの資格を5つに絞ってご紹介していきます。

 

①ITストラテジスト

ITストラテジストはシステムアナリストと上級システムアドミニストレータの2つの資格を1つに統合した国家資格です。

 

その内容としては、情報技術の知識に加え、ビジネス戦略の策定やその他経営支援・IT化促進支援など企業の経営に関わるスキルを高い水準で所持している事を認定する物となっています。

 

この資格を所有していると、フリーランスの技術者としてはもちろん、コンサルタントなどの経営・ITエンジニアの統括を行う能力を評価されやすくなるでしょう。

 

ただ、その分試験の難易度が高く、毎年全体の14~15%の人しか合格できない難関となっています。

 

②Linux技術者認定

Linuxの試験は日本語で受けられるのが一番のメリットで、それだけに日本国内のLinux系資格保有者は非常に多いです。

 

Linuxはセキュリティやネットワーク環境に対する安定性・互換性が極めて高く、様々なプログラム言語が利用できるため、IT業界では多くの企業がLinuxを扱えるプログラマやインフラ技術者を求めています。 

 

しかし、現在Linux技術者は慢性的に人材が不足しているので、この資格を取得していると案件獲得に有利に働く可能性も高いでしょう。

 

③オラクルマスター・シスコ技術者認定

数あるベンダー(企業メーカー)資格の中で特にオススメなのがオラクル系とシスコ系の資格です。

どちらも同じIT技術者認定資格ですが、シスコは国際的にシェアが大きいシスコシステムズの製品に関する知識を認定する物となります。

 

対してオラクルは日本国内でNo.1シェアを誇る日本オラクル社が認定する資格で、日本国内で活動するエンジニアの場合はこちらの方がメリットを感じやすい部分もあります。

どちらも資格の有効期限があるため、現在進行形でIT技術者としての高いスキルを持つ事をクライアントなどに伝えられるのがメリットです。

 

④基本情報技術者・応用情報技術者

基本情報技術者はその名称通りITエンジニアとして基礎的な知識を有する事を証明する資格です。

応用情報技術者は基本情報技術者の上位バージョンと言える資格ですが、毎年の合格率が15%を下回るため簡単に取れる物ではありません。

 

しかし、この資格はIT分野に対する包括的な知識を修得していると見なされるため、エンジニアの職種に関係無くどんな場所でも資格を活かしやすいという大きなメリットがあります。

 

⑤情報セキュリティスペシャリスト

サイバー犯罪に対する防衛技術を認定する物で、毎年全応募者のうち1割程度しか合格できないトップレベルに取得が難しい資格でもあります。

取得には「情報処理安全確保支援士」という資格も必要で、先にこれを取得しておかないと情報セキュリティスペシャリストの資格も得る事ができません。

 

この資格の一番大きな特徴はこの資格を持っている事がサイバー犯罪捜査官や自衛隊の選考条件の一つとなっている事でしょう。

とは言え、サイバー犯罪が増加している昨今においては、一般企業や公的機関からも引く手あまたの資格となっています。

 

フリーランスエンジニアの資格取得は計画的に

上昇

フリーランスエンジニアの資格は、その試験の難しさに対して資格そのものが重要となる場面はあまり多く無く、はっきり言ってしまうと費用対効果はかなり低いです。

前述したサイバー犯罪捜査官など特殊な分野で働きたいという人ならともかく、現在やっている仕事に悪影響を与えてまで取得するべき物ではありません。

 

また、IT企業以外から依頼を受ける場合はクライアント側がIT知識に暗く、「私はこんな資格を持ってます」とアピールしても相手に伝わらない可能性さえあります。

とは言え、資格があると無いのでは仕事の選択肢に大きな違いがあるため、仕事に余裕ができたタイミングで勉強するなどして、効率的な資格取得を狙うのがベターです。

 

まとめ

フリーランスエンジニアが活動していく上で資格の取得は必須ではありません。

しかし、自身の能力を確かめる目的やクライアントに分かりやすく自身の能力を伝えたいという場合には、非常に便利なツールになります。

 

一言にエンジニアと言ってもその職種は幅広く、特に自身の肩書きを証明しにくいフリーランスエンジニアにとっては、資格を取得するメリットも十分にあるのではないでしょうか。

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